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2015/11/29 (Sun)
 Caramelo さんが言ったこと


テンプレートが、、、桜のままでしたね。とても綺麗で気に入ってるけど、季節で替えるって志があったはずなのに。

Diego "El Cigala" の来日公演に、ふたりのキューバ人ミュージシャンが参加してました。ひとりはこれまで何度も書いてるピアノの Javier Gutiérrez Massó "Caramelo" 。そしてお初にお目にかかりましたコントラバヒスタ Yelsy Heredia 。
ノンストップな弾丸トークの Caramelo さんと、更に早口な Yelsy 。脳みそのスペイン語キャパを超えましたね。超えてこぼれ落ちてきましたね。でもふたりともとてもアグラダブレで、愉快だったし、音楽の話もたくさん聞けて、楽しかったです。
キューバ音楽の里 Guantanamo 出身の Yelsy は、もの凄い音楽愛を持ってて、彼に巡り会えた幸運がとてもうれしい。 Grupo Changüí de Guantanamo の Tabera のことを話したら、喰いついてきた。Guantanamo 由来の音楽についてとか、彼には語ることがたくさんあって、とても素敵です。
しかし書きたかったのは別のことなので、Yelsy についてはまた新たに書きます。(いつ?!すぐに書くよ!のつもり。)

Caramelo さんが言ったんですよ。

スペインにいるととても楽しい。いろんな国からやって来た人々と、それぞれの出自(の、と言うより)である音楽を知り合って、共に新しいものを作っていくのがとても刺激的だ。スペインは、そういうことが盛んに行われている。
どの国にもどの地域にも、そこで生まれた音楽があって、ずっと愛されてきた音楽があって、そのどれもが素晴らしい "音楽" だ。音楽に垣根なんかない。どの音楽も音楽であって、それを理解し楽しみ愛し自分の中に取り入れて、新しい音楽となって生まれていく。音楽って、そういうものだろう?

そのように考えることができず、自分の考えだけに固執し、他を受け入れることができない人がいることは、とても残念なこと。でも、それはその人が損をしているだけ。他に対するリスペクトがないってことは、実は "音楽" に対する愛もないってことなんじゃないかと思う。でも、その人にとっては「他のものは "音楽" ではない」のだろうから、”その人の音楽" に対する愛はあるのかもしれないけどそれを愛とは言いたくないな~。


Caramelo さんの苗字の綴りを確認しようとこのブログを検索したところ、どんぴしゃりなページが開いた。そこに Caramelo さんの苗字はなかったのだけど、書きたいと思ったことの半分を、Diego "El Cigala" が語っていた。
引用元のサイトがなくなってしまっているかもな Flamenco-World から引用した自分の記事から引用すると、El Cigala は以下のようなことを語っています。
「Jerry や Bebo Valdés といったミュージシャンと仕事をするときには、彼等の(音楽的)言語を理解していなければならない。今誰かが僕とコラボレートしようと言えば、僕はどうすればいいのか知っている。僕は彼等が言うようにフュージョンしない。この言葉には違和感を覚える。そしてもし誰かが Jerry や Bebo の音楽とフュージョンしていると考えるのなら、それは辞め時だ。フュージョンしているのではなく、クリエイトしているのだ。」

ところで、この自分が書いたブログを読んで、なんて濃いんだ!鬱陶しい程マニアック!と思ってしまった。
そして Cigala のインタビューページがなくなってるのも残念なのだけど、貼りつけた YouTube 映像もなくなってます。すっごく好きなので、何回も観返してたからなくなってるのは知ってたけど、ブログに貼りつけてたのは忘れてた。このドキュメンタリー映像の存在を知るきっかけとなった別の方が UP したものは残っているので、貼っておきます。



"Gitanos De La Cava" という曲です。一昨日の Cigala コンサートでこの曲が始まった気がして、この YouTube 映像にある Caramelo さんのピアノが大好きなので、飛び上がらんばかりに喜んでしまったのだけど、すぐに別の曲に展開してしまって残念に思ったんだけど、この YouTube 映像を観てみたら、歌詞が違うような?いや、これなような?って感じなんです。うじうじ。。
いやはや、YouTube 映像を貼るときはサイズも決めてたんだけど、忘れちゃったなー。

そして、オーチャードホールで着席してまず、ああ、ここで Cachaito と Anga を観たんだよな~と思い出して悲しくなったので、ふたりのデュオ映像も貼ってしまいますよ私。



Cachaito だってまだまだなのに、、と思ったのに、Angá なんて、亡くなるには若過ぎた。

オーチャードホールの思い出としては Houston Grand Opera の "Porgy and Bess" も観たけど、なんと 1996年 のことだった模様。。。 "Summertime" は、元々は Jazz ではなく Opera だったと主張しておこう。

引用元の私のブログ記事のリンクを貼り直そうと思ってブログ内を探したら、既に Summertime について書いてました ね。

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2010/01/25 (Mon)
 今更ですが、、



今頃私の大好きなラムセス・ロドリゲスがブルーノート東京で叩いているはずですが、いらっしゃいました?ロベルト・フォンセカのライブ。ロベルト・フォンセカもハビエル・サルバも素敵ですが、注目はラムセス・ロドリゲスですよ♪
っていうかもう、終わっちゃったかしら?だったらごめんなさいなのだけど。

で、ロベルト・フォンセカに続いて、グラン・テアトロ・ガルシア・ロルカでのマラカ・スペシャルでさやかちゃんと共に演奏したダビ・サンチェスが26日くらいからコットン・クラブで演奏します。
プエルトリケーニョのサックス奏者で、素敵な演奏をします。
これまでロイ・ハーグロブだっけ?数々の有名どころと演奏してきたそうで、来日も何度かしているらしい。まだらおのジャズ・フェスなどに出演したと言ってました。十数年 NY に住んでいたそうですが、今はアトランタ在住だそうです。

まだ UP していないけど、彼についてはちょこっともう書いてあって、それと重複しちゃうんだけど、マラカ・スペシャルのリハーサル見学に行った際に、弦楽団がリハーサルしている最中に練習していて、その音がロマンティックにずっと響いているのに聴き惚れてしまいました。
音の響きがいい廊下で演奏していたからなのかなぁ?とちょこっと思ったりしたのですが、実際の音も演奏も素敵なんですよ。
人柄もいい感じで、素晴しいです。
うまく伝えられていないけど、超お勧めなので、是非コットン・クラブに聴きにいらしてください。

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2010/01/24 (Sun)
 Bellita y Jazztumbatá



久々の Bellita 、色が白くなって、プラチナブロンドになっていた!そしてちょっと痩せたかも?
メンバーも、だれそれの息子だというパーカッショニストがいなくなっていて、替わりにバテリアが入っていた。以前は Diakara でも吹いていた Sax 奏者がいたのだけれども彼はいなくなっていて、替わりに若いサックスとクラリネットを吹く男の子と、フルートとクラベスと歌を歌う女の子が入っていた。
メインは Bellita のピアノと歌とパーカッション、だんなさんの Miguel のベースとパーカッション、そしてバテリスタのトリオで、若いふたりは1/3くらい入るって感じ。
曲目も変わっていた。以前からやっていた曲も数曲あったように思うけど、Lagrimas Negras や Chan Chan などのスタンダードをジャズヴァージョンで演奏したり。歌うことも以前より増えて、以前はスキャットのみって感じだったけど、今は歌詞を歌う。元々スキャット歌手だった Bellita の歌はとても素敵。

たぶん初めて観たのは2003年で、その編成にもビックリしたけれども、Bellita と Miguel とパーカッショニスト3人揃ってのキメがめちゃくちゃかっこよくて、お気に入りに。
その数年後、メンバーは変わらないものの、キメが減ったし、曲目も半分くらい変わってしまって、うーん、、前の方が好みだったなぁと思っていました。
が、そこからまた変わって、初めて観たころのかっこ良さとはまた別のかっこ良さが出てきた感じ。

1部と2部の間に、Bellita が「あなたはさやか?」と話しかけてきました。「ライブは観られなかったのだけれども、」と。もしかしたら、キューバのジャズミュージシャンの間で話題になっている?

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2010/01/12 (Tue)
 Orlando Valle "Maraca" & The Monterey Latin Jazz All Stars



超豪華メンバーが集うこのライブ、開催を知ってからずっと楽しみにしていました。Facebook で最初に「出席」に印をつけたのは私です!と、Maraca の奥さんにも報告しました。
その後 Horacio "El Negro" Hernández の来日があって、さやかちゃんの出演が決定して、益々待ち遠しくなったこのライブ、さやかちゃんのおかげでリハーサルを見学させてもらうことも出来たのですが、本番は更に凄い物でした。

メンバーは、以下の通り。
Orlando "Maraca" Valle - Flauta
Giovanni Hidalgo - Tumbadores
Horacio "El Negro" Hernández - Batería
David Sánchez - Saxofono
Haroldo López-Nussa - Piano
Hugh Fraser - Trombón
Orquesta de Cámara de la Habana
bajo la dirección del Maestro Iván del Prado
Julio Padrón - Trompeta
Feliciano Arango - Bajo
Yusef Días - Tecrado
Enrique Lazaga Varona - Guiro
SAYAKA - Violin

何故か Guiro のおじいちゃんはどこにも名前が出ていないのだけど、名刺くれたので。たぶん名のある人なんだと思うし、ステージでは特別ゲストの Maestro として紹介されていました。

そして、曲目は以下の通り。
Camarata en Guaguancó
Afro
Serenata Cubana
Manteca
Balada de Marzo
Danzón Sigro XXI
Presentación
Los 3 golpes
Noche de Batá
Nueva Era
Parque Central

さやかちゃんは Danzón と Parque Central に参加。Parque Central では、さやかちゃんのソロ演奏に Giovanni が喚き出すという一幕も。Maraca のフルートとの掛け合いもあって、既に2回のソロ演奏で観客を魅了した後のこの掛け合い、観客を沸かせていました。
ところで Palma Habanera のライブを観た私の友人の一部は、「Palma Habanera のライブなら観に行きたいけど、Maraca のライブで SAYAKA が2曲しか弾かないなら行かない。」って人たちが居て、それはそれで嬉しいけれども、ちょっと違うかも。。と思ったりしました。まぁ、仕事柄 Maraca は聴き飽きてるって人もいて、しょうがないのかなぁ?

リハと本番で何が違うかと言うと、やはりソロ演奏。
サクソフォンの David Sánchez は練習熱心で、廊下で吹いているのを聴いたときから、その音色と節回しのロマンティックさにメロメロだったけど、本番もステキだったぁ~。コンサート後にステキだったと言ったら、本人にとっては不満の残るものだったらしく、最初、謝られてしまった。人柄もとても素敵な人です。1月25日くらいから来日してコットン・クラブで演奏するそうなので、是非是非聴きに行ってください。素晴しいから。
トロンボーンの Hugh Fraser は、過去に Jazz Plaza で彼のカルテットとオーケストラを2年連続で聴いたことがあって、演奏もサボールも素晴しいのは知っていたのだけれども、リハーサルでは何だかちょっとどうなんだろう?ってところがあったのよね。ひとりだけスペイン語を解しないし。でも本番はやはり素晴しかったです。やっぱりソロが全く違うね。もの凄く陽気な人で、演奏にもそれが現れていました。
トランペットの Julio Padrón は、勿論素晴しかったです。でもまぁ、素晴しいのを知っていて、その素晴しいのを聴かせてくれたって感じかな。
ベースの Feliciano は後半に多くのソロ演奏。元々あまり好みではないなぁと思っていたのだけれども、このコンサートではその "好みではない" というのがぜんぜん気にならない感じで、かっこ良かったです。
ピアノの Haroldo López-Nussa は、若いながらとても才能豊かで、既にヨーロッパツアーなども行なっていたはず。力強くて素敵な演奏です。
テクラドの Yusef は、KLIMAX のメンバーでもあり、以前はヴァイオリンを専攻していたそうです。それも面白いよねー、と思ったり。
Orquesta de Cámara de la Habana は弦楽団で、メンバーは総じて若い子達です。Maestro Iván del Prado の指揮の元、美しい音色を響かせていました。
指揮者の Maestro Iván del Prado は、Orquesta と Jazz 奏者との演奏に関してもかなりの権限を持っている風なのが、リハの光景で読み取れました。けっこう意見もしていたし。結局は Maraca なんだけどね。

凄かったのはやっぱり Giovanni Hidalgo と Horacio "El Negro" Hernández です。残念なことに Horacio のソロはそれ程多くなくて、Giovanni 天国って感じだったんだけど、Giovanni 天国は縦横無尽。かな~りスポット・ライトを浴びまくり。
そして、ふたり揃っての演奏はめちゃくちゃかっこよかったです。Giovanni と Horacio は、デュオでもあちこち回っていたそうで、息もぴったり合っていました。Presentación は約5分に亘るふたりのデュオの最後にホーン隊が出てきて締めるという形だったのだけれども、これはリハではやらなかったので、うほー!隠し球が出た!って感じでとても新鮮で楽しかったです。

通してなんとなく思ったのは、Orlando Valle "Maraca" & The Monterey Latin Jazz All Stars って、Maraca と Giovanni と Horacio プラス ってことなのかなぁ?と。この3人を核に回っているのだな、と。
Nueva Era は超アップテンポのラテン・ジャズで、笑っちゃうくらい Maraca っぽいんだけど、もし Maraca y Otra Visión ならホーン隊も一緒にやるんじゃないかなぁ?と思う早い節回しのキメは、フルートとドラムス、パーカッションの3人でやったのよねぇ。どうだろう、、Otra Visión だったらホーン隊もやったんじゃないかなぁ?ってのは、私の想像なんだけど。

喝采がいちばん大きかったのは、やはり Giovanni 。そして David 、Haroldo 、SAYAKA って感じかな。
最後には観客全員のスタンディング・オベーション。

終わってから出口に向かう観客が2階中央に向かって写真を撮ったり歓声を上げたりしているので見上げると、Omara Portuondo が!!あ!Omara だ!と思ったら、その横には Juan Formell が!Juan に手を振ったら、私を見つけてニコニコして手を振り返してくれたので、ヴァイオリンを弾く真似をして「どうでした?」と訊くと、「凄く良かったよ。」とのこと。渡した CD 全部聴いてくれるといいなぁ。聴いてくれたかなぁ?

ところで、チケットをとるのも大変だったんです。
キューバでは1週間前に劇場で販売するのが恒例で、発売時間の15分前に到着したら、たぶん私の前には2-30人の人が並んでいたのだけど、結局買えたのは1階の一番後ろの席。友人も招待したかったのだけど、一度に2席ずつしか購入できないので、何度も並び直して、4回目には既に天井桟敷席しかなくなっていました。
でね、外国人料金、5CUC かと思っていたんだけど、10CUC だって噂があって、いちおう10CUC プラスいくらか持っていってたんだけど、20CUC だったのよね。お金が足りなくて、同じく並んでいた知人にお金を借りました。。。危うく買えないところだったよ。普段より多めにお金を持っていて良かった。20CUC ってのは、想定外でした。
私が購入したのは火曜日だったんだけど、その後木曜日に外国人チケットを1枚購入した人は前から数列目だったそうで、たぶん私はキューバ人用チケットと一緒に買ったから、外国人用席じゃなくてキューバ人用席を渡されてしまったんだと思うわー。
以前オペラを観に行ったときに、学生ビザを持っていたのでキューバ人用チケットを購入したのだけど、そのときに「外国人用チケットを購入すればこの枠内の良い席が取れるけどどうする?」と訊かれたことがあったから、たぶんそうなんだと思う。

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2009/11/11 (Wed)
 Maraca & The Monterey Latin Jazz All Stars



んで、昨日の続き。

Maraca & The Monterey Latin Jazz All Stars 、1月12日にはキューバ、Gran Teatro de La Habana でライブです。Maestro Iván del Prado の指揮による Orquesta de Cámara de La Habana と共演だそうです。 あそこで Jazz するの聴いたことない。
Ernesto Lecuona, Ignacio Cervantes, Guido López-Gavilán などのような19世紀から20世紀の Musica Cubana clasica y tradicional を Maraca が現代的にアレンジしたものや、Maraca のオリジナルの Jazz 。Facebook に "danzones, baladas, latín jazz, afro, bossa-novas, danzas y contra-danzas, orientadas plenamente hacia la improvisación individual y colectiva en su sentido mas abarcador, y con un concepto definitivamente anclado a la modernidad" (半分は音楽のジャンル名なので、読んでね。) って書いてあります。




Maraca & Monterey Latin Jazz All Stars Ajazzgo 2009 3

美しい Danzón がこんな風に展開します。

"tanto Cubano como extranjero, tanto a la música clásica Cubana a través de compositores Cubanos insignias como a la música popular Cubana en sus aspectos mas tradicionales, y sus vínculos históricos con el jazz americano, a través la ejecución de estándares de Gillespie, Chano Pozo y Machito," なんですって。。。




MARACA & THE MONTEREY LATIN JAZZ ALL STARS

こんな感じになる。
この映像で演奏してるのは、ちょっとメンバー違うんだけど。キューバで演奏するのは、以下のメンバーになる。

Los miembros
Orlando Valle "MARACA" (Flutes, arrangements, bandleader)
Giovanni Hidalgo (Congas and percussion set)
Horacio "El Negro" Hernández (drums)
David Sánchez (Tenor Sax)
Harold López-Nussa (Piano)
Reinaldo "Molote" Melian (trumpet, flugelhorns)
Feliciano Arango (Bass)
Yusef Díaz (Keyboards)

他にもいろいろ YouTube に UP されているので、観てみて下さい。

また、たぶんアカウント持ってなくても見られるんじゃないかと思うけど、Maraca & The Monterey Latin Jazz All Stars の Facebook には、MySpace よりもずっと多くの情報が満載。1月12日のコンサート案内 もあります。

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2009/11/06 (Fri)
 Paquito D'Rivera Quintet



本日より9日まで、Blue Note Tokyo にて Paquito D'Rivera Quintet の公演があります。

2009 11/6 fri.-11/9 mon.
Showtimes : 7:00 p.m. & 9:30 p.m.
※11/7 sat.、11/8 sun.は
1st Show : Open 5:00p.m. Start 6:00p.m.
2nd Show : Open 8:00p.m. Start 8:45p.m.

メンバー
Paquito D'Rivera (sax, cl) MySpace
パキート・デリヴェラ (サックス、クラリネット)
Diego Urcola (tp, tb)
ディエゴ・ウルコラ (トランペット、トロンボーン)
Alex Brown (p) MySpace
アレックス・ブラウン (ピアノ)
Oscar Stagnaro (b)
オスカー・スタグナーロ (ベース)
Mark Walker (ds)
マーク・ウォーカー (ドラムス)

亡命に際して、そしてその後に関するのいろんな噂等も耳にすることありますが、現在は Paquito Records なる自身のレーベルを持つまでになっている模様。
Paquito は、Irakere の前身であり当時のキューバ音楽を発展させ革新した実験的グループ Orquesta Cubana de Musica Moderna では指揮者を務め、以前いろいろ動画をご紹介した ブイブイいわせてた頃の Irakere メンバー。1979年に Irakere の "Misa Negra" で第22回グラミー賞で最優秀ラテン・アルバム賞を受賞した。また2007年には "Funk Tango" でラテングラミーの Best Latin Jazz Album を受賞した実力者。
直近のアルバムは、ベスト盤の "Spice It Up! The Best of Paquito d'Rivera" 。また、2002年に彼名義でリリースした "Este Camino Largo" は、ほぼ Irakere 。利益還元したのであろうか?

他のメンバーも、自己名義のアルバム等でグラミー等を受賞もしくはノミネートされたことがあるなど、実力者揃い。Berklee College of Music の先生もふたり。
ところで Mark Walker は Yamaha、Paiste、Remo、Vic Firth、LP との契約アーティストだそうで、こんなにあちこちと契約できるって、知らなかったよ。。いいのか?結局どこのどれをどう使っているのでしょう?

ラテングラミー、まもなく発表ですね♪

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2009/09/25 (Fri)
 >Sabor de mi Rumba - Alain Pérez



Alain Pérez のプロモーション・ビデオを発見。結構笑えるっちゃ悪いけど、面白い。スペインに住んでいても、やっぱりキューバ人ってことか?っていうかー、、スペイン人も、こういうの好きかもね。有りがちな感じ。
ラストがわかんないんだけどってか、ストーリーあるの?うーん。。




Sabor de mi Rumba - Alain Pérez


でも音楽はかっこいいよね。

Alain って、オーラが強過ぎて、目を合わせられないの。。

いや、それにしても、どんだけ凄いんだ?って感じなんですけど。
この人、バヒスタってことはご存知ですよね? Issac Delgado や Paco de Lucia の。
でも、歌もうまいんです。これは、周知の事実。
が。。。



CUBA ALAIN PEREZ Sabrosona

初めに こっち 見つけた時は、何かパーティでもやってるのかなと思ったんだけど。ピアノが Ivan Melon だし、場所が Madrid のキューバン・ディスコテカ Reina de Cuba で、ここで Alain の誕生会もしてたから。でも、これ 観て??!って。Bolero バンドでもやってるの?って。

そして、以前 ティンバレス叩きまくりの映像お知らせしたことがある のですが、バテリアも。。。叩きまくってます。



Alain Perez

これこれ なんか、ラテンドラム勉強中の人に、役に立つんじゃないかしら?


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2009/08/25 (Tue)
 IRAKERE



70年代後半から80年代初めの Irakere の映像。画質も音もいまいちだったりするけど、けっこう YouTube に UP されている。
Chucho Valdés も Irakere も、この頃の方がずっとかっこよかったなーって思う。




Grupo Irakere Live in Puerto Rico Part 2 "Ese Atrevimiento"


Earth, Wind & Fire は、もう活躍していたわよねー。ブイブイいわせてた頃よね。
後年になると、この勢い、攻撃的な所が、なくなってしまう。
Oscar Valdés の声も、この頃の方がいい。

同じ曲がこちらにあります。
IRAKERE DE CUBA : ESE ATREVIMIENTO....... -1 (GUAGUANCO)IRAKERE DE CUBA : ESE ATREVIMIENTO ...... -2 (GUAGUANCO)
他にも Grupo Irakere Live in Puerto Rico Part 1 など、古いものいろいろあります。
前衛的なような、凄く時代のにおいを感じさせるような。。

Funk なモーツアルトのアダージョ。フルートのためのニ長調協奏曲(コンツェルト)だそうです。Irakere - Concierto para Flauta y Adagio de Mozart 。Jose Luis Cortes も、今もこのくらい吹けばいいのにねぇ。。




Irakere with Chucho Valdes - Bacalao con Pan


これは歴史に残る名曲な(んだと思う)んだけど、Irakere (con Mayito) - Bacalao Con Pan なんて、編成も違うから迫力に差があってもしょうがないけど、殺気なんて全く感じないもんね。Mayito も間抜けっぽいし。"Ahí Namá" って、どこから声出してんだよって感じ。。

同じ Bacalao con Pan でも、P18 のこれがかっこいい!



P18 - BACALAO CON PAN -


ライブ映像 もあるよ。日本にもこんなグループあればいいのにって思うけど。。
P18 は、フランスのフランス人とキューバ人混合グループで、けっこう長いこと活動しているみたい。(MySpace) なんか、ファンクやトランス、レゲエといろいろやっていて、かっこいいのと聴いていられないのと、、変遷している。YouTube にたくさんあるので、興味があったら検索してみてください。
Santana の Carlos Santana - Bacalao Con Pan もあります。

あ、また話があさっての方向に。。

Bacalao con Pan は、たぶん1979年にグラミーを獲ったアルバムに含まれていた曲で、現在は Great Moments30 AñosLo Mejor De Cuba 、そしてもちろん Bacalao Con Pan に含まれています。


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2009/08/11 (Tue)
 Maraca y Otra Visión



Yumurí の弟、Luis のお兄ちゃん Orlando Valle "Maraca" 率いる Otra Visión 。
あああ、かっこよすぎます。。




Maraca y Otra Vision - Con Clave, Primera Parte


この日 のライブですね。
演奏、めちゃくちゃかっこいいでしょう?でも顔は Yumurí に似てるでしょう?昔は細くてステキだったのに。。




Maraca y Otra Vision - Con Clave, Segunda Parte


最初に紹介してましたが、この曲はバテリスタの曲で、Con Clave というタイトルだそうです。
メンバー全員、凄まじく巧いでしょう?うっとり。。。




Maraca y Otra Vision - Con Clave, Tercera Parte


これをサルサ・バンドだと思っているヨーロッパ人を憎むね、私は。
たぶん彼らは Bailable も楽しんで演奏しているとは思うんだけどさ。Son にしては切れが有り過ぎるけどね。彼らの Bailable を Timba って言う人もいるけど、Maraca y Otra Visión の場合はベースに Son が有るなぁととても感じます。


んでこの日、どうせ Pop と Reguetón だろうと思って敢えて行かなかった NG la Banda では、こんなカッコイイ演奏 が行なわれた模様で、ちょっぴり残念。やれば出来るんじゃん。何故いつもやらない?!きっとほかの曲は Tosco はフルート吹いたりせずに歌謡ショーをやったに違いないと、自分を慰めておきます。
と思ったら、これは私が行きそびれた2005年の Jazz Plaza でのライブのようです。その前の年の Jazz Plaza では、歌謡ショーにショックを受けたキューバ人たちが「NG はこんなはずじゃない!」って言って、ほとんど踊ってなかったんですよね。

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2009/03/09 (Mon)
 El nuevo grupo de Chucho Valdés, Akokán Iré



2月12日から15日まで開催された Jazz Plaza 2009 ですが、以前書いた ように、プログラムに少し疑問がありました。「Irakere 結成36年」がテーマなのに、Irakere のライブがない!ってこと。
わかりました。12日のオープニング・ガラで Chucho Valdés が紹介するとあった Akokán Iré は、Chucho の新しいグループだったのです。

いくつか記事を読んだのですが、どうやら AHS の Akokán Iré : jazz a corazón abierto がいちばん正確なのではないかと。
これによると、メンバーは以下の通り。
Germán Velazco - saxo
Alexander Abreu - trompeta
Juan Carlos "El Peje" Roja - batería
Lázaro Rivero - bajo
以上のベテランに加え、若手も。
Jersey Valdés - timbales
Yaroldi Abreu - tumbadoras
Mayckel González - trompeta

演奏した曲は、以下の通り。
Las margaritas , Stella va a estallar , Una noche en Coco Solo , Ponle la clave , El planeta de Mingus , Cien años de juventud
そしてカンタンテを迎えて Mayra Caridad Valdés が Obsesión 、Beatriz Márquez が Tú mi delirio 、Omara Portuondo が Summertime を。次いで3人揃って Danza ñániga を歌ったそうです。
これらの3人がメンバーであると書いているサイトもあったのですが、たぶんゲストなんだと思ってます。

下手なほぼ直訳ですが、「36年前に結成した Irakere で70年代から80年代初めまでジャズとさまざまな時代のクラシック、ポピュラーの融合の可能性を示したことを、21世紀初めの実験から継承する。Yoruba 語で定めた名である開いた心をもって Jazz cubano に、アフリカとヨーロッパの音楽、クラシックとバイラブレなポピュラー音楽の扉を開く。Akokán Iré は全ての源を含有し、それらのリズムでより開かれた才能を証明する。」といった感じで、ものすごく期待されてますね。

ちなみに Akokán は Corazón =心で、Iré はいくつかの意味があるのだけど、Orishas.com のヨルバ語辞書 には以下のように書いてあります。
1.Suerte =運、Se dice iré cuando los oráculos nos anuncian que todo está bien, del lado de la suerte  幸運ってことですかね。
2.Deidad del panteón yoruba. =Yoruba の宮の神様、Se refiere a todas las cosas buenas. esperanza, bien, lo que es bueno. Grillo. 
3.Bendiciones =祝福
うーん、、corazón abierto って意味なんでしょうか?ああ、そうらしい です。

確かにね、昔の Irakere は凄かったというか凄まじかったけれども、このところは、Chucho Valdés を聴くなら Irakere よりもカルテットって思ってたし、Chucho って確かにすっごく巧いんだけど、燃え上がらせてはくれないなぁ~、、って感じだったので、もしももの凄く意欲的に新しいグループを結成したのであれば、どんなことしてくれるのか、私も期待します。

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