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Gira VAN VAN  訂正

2008年02月29日 07:18


ごめんなさーい!なんですが、Torino ではライブを行なわないことが判明。
プログラムを送ってくれたときは、本人達も演奏するつもりでいたのだとは思うのですが、結局「滞在するけど演奏しない。」とのこと。
せめてミニセッションでも、できれば Los Van Van ライブが行なわれることを願っています。

他にもそういうところがあるかどうか、問い合わせ中。

I'm so sorry but Los Van Van will NOT play in Torino.
But they will stay there 3 days.

Lo sient mucho que Los Van Van NO vayan a tocar en Torino.
Pero van a estar alla tres días.

ITALUBA & Friends in Amsterdam − Sayaka Katsuki 香月さやか

2008年02月26日 21:46


ITALUBA といえば、Horacio "el Negro" Hernandez(bateria) 、Amik Guerra Lig-Long(trompeta MySpace ふたつあるよ)、Ivan Bridon Napoles (piano)、Daniel Martinez Izquierdo(bajo)の4人による在外キューバ人グループ。El Negro がイタリア・ツアーの際にトリノで他のメンバーと出会い、結成されたらしい。なので、グループ名が "ITALIA" と "CUBA" を掛け合わせた "ITALUBA" なのだそうだ。メンバーは現在 NY 、イタリア、スペイン、スイス辺りにお住まいらしい。
Ivan Bridon Napoles は ディスクユニオン によると「ポスト・ハービー、ポスト・マッコイと評価の高まるピアニスト」なのだそうですが、ウェブサイトは持っていないようで、いろいろ検索してかろうじて Habana Mambo Orchestra "Concert in Marseille, France" に参加していることがわかっただけ。散在するあれこれを読み合わせると、イタリアで Jazz や Bailable な音楽をやっているみたいです。この人が yoko de torino さんがご存知の方かな?だとしたら、歌ってもいるんだよね?
【追記】
yoko de torino さんのお知り合いは、Daniel Martinez Izquierdo さんだそうです。

Friends 、つまりゲストミュージシャンは、ベネズエラの Alfredo Naranjo (Vibrafon)とたぶんプエルトリケーニョの Richie Flores(Tumbadores)、Sax はたぶんイタリア人らしいのですが、よくわかりません。
そしてそして、香月さやか(Violin)ですねん。




この YouTube 映像では ITALUBA というよりもゲストにフューチャーしていて、さやかちゃんのヴァイオリンと Alfredo Naranjo のヴィブラフォンのソロが少しずつ入っています。ほんの1分の映像なんだけど、もーーーう気持ち良くって、何度も聴いたからか、ここ数日ふとした瞬間に頭の中というより体の中を駆け巡ってます。

さやか嬢と El Negro の出会いは懐かしの六本木ボデギータで。面白いキューバ人とお友だちになったら、それが El Negro だったんですって。さやかちゃんの演奏が気に入った El Negro に呼ばれて2003年には El Negro and Robby のアルバム "On to the street" に参加。彼らの Blue Note Tokyo でのライブでもゲスト出演。
そのときの様子が書いてある Blog を見つけました。現代パフォーミングアーツ入門 "グルーヴの神様が南青山に降臨"

El Negro からさやかちゃんへのお誘いはたびたびあるようで、2005年には Festival de Jazz en Madrid に於ける ITALUBA のライブでのセッションに誘われ、そのまま El Negro が参加する Niño Josele というフラメンコギタリストのアルバムでも演奏してきちゃったり。
そのとき私は Madrid まで追っかけをして、Calle 54 でのライブ 観ちゃいました〜♪ ITALUBA もさやかちゃんも素晴らしかったです。

Sayaka y ITALUBA


そして上の YouTube 映像は、翌2006年11月にアムステルダムで DVD 撮影ライブをするから参加しないか?とのお誘いを受け、ぶんと飛んでいったものですね。裏から撮った映像だそうで、さやかちゃんのチャームポイントのおへそ(自己申告)が見えないのが寂しいですね。なのでここで、サービス画像公開。DVD は、年内にも発売になる模様。
この頃のこと、さやかちゃんの Blog Mundo Sayaka に書いてあります。きっと Blog にある写真のあと、あの あれ になっちゃったんですねー。ホントいかにもキューバ人の集団です。どこかで見た気がして懐かしさを覚える酔っ払いたちです。
そのまま足を伸ばした Madrid で El Negro & Robby の Robby Ameen にバッタリ遭遇してしまうんですものね、出会いの運を持った人です。
でもね、出会うだけじゃダメなんです。さやかちゃんの音楽的人間的 Sabor が、縁を結んでいくんですね、きっと。

Sabor はね、演奏能力じゃないんです。
皆さまも、是非その Sabor を味わっていただきたいです。


CHAKALA

CHAKALA(産休中)

CHAKALA はさやかちゃんがリーダーを勤めるグループ。合言葉は "ぶりぶりっと" 。デビューアルバム "¡ Chacaniando !" 絶賛発売中。ライブで直接購入すれば、サインもらえるよ。持って行っても勿論もらえるでしょうけど。この CD の曲は、キューバでも La Zorra y el Cuervo でライブの合間にかかったりラジオでかかったりしています。
CD にはオリジナル曲の他師匠の Lazaro Dagoberto がさやかちゃんに贈った "Chaka Sayaka" やキューバのクラシックを身につけたさやかちゃんらしく19世紀のピアニストにして作曲家でキューバ近代音楽の父と言われる Ignacio Cervantes の Danza "Los Tres Gospes" なども含まれていて、afro から salsa, danzón, jazz まで、キューバ音楽の魅力がいっぱいつまっている。
ライブは CD とはまた違った味わいがあり、もっと、何と言うか、ハジケテいる。すっっっごく楽しい。
ところで Ignacio Cervantes 、なんと 14人も子どもがいた らしい。Calvo の17人には負けてるけど、その頃は普通の数なのかな?今はひとりっ子多いです。彼はキューバの音楽学校や 国際ピアノコンクール に名を冠したものがある、偉大なお方です。


kien

きえんでのラテンセッション

昭和のおうちを移築して作られた Bar "きえん" での小編成セッション。ほんわかしたものが多いかも。


alfie

alfie でのジャズセッション

別名 "猛獣使い(になりたい)ライブ" 。キューバ、ニューヨーク、ブラジル、フラメンコ等をやっているラテン系大御所ミュージシャンを招いてのさやかちゃんリーダーのセッションです。
毎回「ありがとう」と言いたくなる、素晴らしいセッション。演奏するミュージシャンも実に楽しそうです。よく参加しているファン・カルロスは幸せ者だなぁと思ったり。キューバでは絶対に聴けないような音楽です。
CHAKALA でやっているさやかちゃんオリジナル曲の別ヴァージョンも聴けます。


これらの他に、Sones de Oriente や温泉バンド、いろんな方のサポートやセッションなど、時にはクラシックもやっているようです。
世界遺産でライブしちゃったりしている著名なギリシアのキーボード奏者 Yanni のソリスタでもあります。Yanni の DVD "Live: The Concert Event (Ws Dol Dts)" でもそのぶりぶりっぷりを披露しています。これは初演日だったそうで、「もっとあとのだったら、もっと良かったのに。」と言ってました。

さやかちゃんのライブではいつも、きらきらしたステキなものを貰っているようで、たいへん幸せになります。
どれもステキです。是非ご堪能を!

23時15分より

2008年02月25日 23:03


BS 2 でキューバ特集。政治的なね。

Fidel 議長を退任!

2008年02月19日 19:09


もしかして皆さんもうご存知かもしれないけど、革命以来国家評議会議長の座にいた Fidel Castro が「今の体力で議長の座に付くことは裏切りとなる。」ことを理由に「議長の座に付くことを望まない。」と Granma に直筆の署名入り文書を発表したそうです。
今未だニュースで観ただけなので、これから Granma で確認します。
そうするだろうな〜という気はしていたのですが、今、キューバ国民はどうしているでしょうか?次の議長は誰になるのでしょうか? Raul なのか?


【追記】

書こうかと思ったけど、興味のある方はご自分でお調べになるかとも思い、さらっとだけ。

Fidel の声明は Granma Nacional 英語版にはなくスペイン語のみと Juventud Rebelde スペイン語版同英語版 にありました。Granma Internacional には未だありませんでした。・・・と思ったら、数時間を経てようやく UP されました。

私が観たニュースは19時の BS 2 だったのですが、夕方の民放ニュースでもやったんでしょうかね?
日本の新聞サイトでの扱いはどんなもんなのか見たのですが、MSN 産経ニュース がいちばん早くて17時8分に、元々用意してあったのかな?と思われるざっくり Fidel 紹介もありました。
朝日新聞日経新聞 は19時過ぎに UP されていて、毎日新聞 は関連記事が増殖し続けています。けっこう面白いかも。
そして、キューバ支局がある(あった?)はずの 読売新聞 てば、21時過ぎにやっと UP されました。なんとね、Fidel 引退表明を受けてのブッシュの発言の記事の後ですよ。もしかして、ブッシュの発言があるまで、気付かなかったとか?まさかね。。。

いつもは民放のニュース番組って観ないのですが、今日は23時台のニュースをいくつかはしごしてみました。が、全くやらなかった局と1-2秒で終わってしまった局って感じで。。10分しかない BS2 のニュースではちゃんと扱われてるのにねぇ。もしかして、テレビ東京ではやったかな?なんかねー、TV ニュースは、NHK とテレビ東京がいいと思うんですよ。


fidelFidel のメッセージを読んで思ったのは、Fidel はキューバ国民を信じているのか、キューバ国民の革命への姿勢について外国に対して虚勢を張っているのか、どっちなんだろうなー?ってこと。
信じているのだとしたら、あまりにもダメ息子(キューバ国民)が多すぎて、かわいそうなお父さん(Fidel)だなーと。。もちろん、信じるに値する人もたくさんいるんだけどね。
まぁこれは、キューバ国民へのメッセージとして書かれたものだからねー。こういう書き方になるでしょう。

何が幸せなのか、何を求めるのかは、人それぞれだからね。
キューバには、世界中の人々が望んでも得られないものがたくさんあるのだけど、物質的な不足が不満を生む。
日本に住むキューバ人が、「政府はこれもあれもそれも与えてくれないのか?!日本政府は怠け者だ!」と言ったそうだけど、だからってキューバに戻ろうとは全く思わないみたい。
私はときどきキューバ人と結婚していろんなクラスを取るのって魅力的って思うけど、、、結婚後5年経たないとそういう権利を得られないのかもしれないし、男女関係における信用はあまり出来ないし、心の奥底に潜めているかもしれない欲望(海外移住とかお金とか)を疑わずにのほほんと恋なんか出来ない私なのであった。幸せ体質じゃないってことね。何より、授業を受けられるほどのスペイン語力ないしね。。
(Foto de Juventud Rebelde)



ところで TV ドラマの "あしたの、喜多善男"、いつも観ているわけではないのですが、使われる曲がとてもかっこいいです。音楽が小曽根真なので、とっても Jazz です。
折りしも今日はなんとなく Jazz な気分で、普段ほとんど家では音楽を聴かないのですが、先日 Tania 加入前の Bamboleo の CD リリースされていない音源を友人から貰ったのをきっかけにここ2-3日音楽を聴いていたので、そのままの勢いでお気に入りの、でも年に1回も聴いていない Cachaito とそれに続けて Giraldo Piloto & friends を聴きました。Cachaito でちょこっと歌っている Ibrahim Ferrer が思いがけず良いのを再発見。


【再追記】
昨日キューバ入りした知人からメール貰いました。
キューバ国民は驚きもなくニュースを受け取ったようです。
彼曰く、「Habana は Habana である」と。

で、日本語訳したものを発見しました。
VIVA ! CUBA ! !キューバ掲示板 No.3567 にあります。
こちらのBBS、ほぼ毎日チェックしてます。キューバに関するニュースがあればここで知ることが多いです。りーどさんをはじめ、ここの常連さんのキューバに対する思いや情熱には、頭が下がります。
経験や考え方は、私固有のものがありますけど。

ところで、PC の DVD ってどうなるの?

"Aquí el que baila gana" (El concierto) 日本でも発売!!

2008年02月18日 15:33


とうとう Los Van Van の "Aquí el que baila gana" (El concierto) が日本でも発売されました。

幕間

DVD 収録ライブの直前リハと本番までの幕間

これから始まるんだなーというわくわくなひと時でした。


DVD Yenny

Yenni ちゃんもしっかり大舞台用のメイクで、ドレス〜な衣装もステキでした。
このとき Yenni ちゃんの後ろで何が行われていたかというと、Samuel がピアノ、Hugo がベースを弾いて、Boris がキーボードで Elmer がギターを弾いてました。途中で Juan と Carlos Varela が出てきたので、その関係の何かだったのかもしれません。
ちなみに Cucurucho はこの頃体調が悪くて、この時点で未だ到着していません。だから Samuel がピアノ弾いていたのかな?この夏 Cucurucho 抜きで来日した際、リハーサルでやはり Samuel のピアノ Hugo のベース、Boris のキーボードで何かしていました。


DVD Juan Formell

みんなかなりドレス・アップしてきてるのに、Juan だけちょっと疑問。。まぁ、Boris と Irving も下はGパンだったけど。

DVD Lele


いかにも撮影ライブという感じで、みんな撮影隊に集られていました。


販売はやっぱり AhoraEl Arrullo からです。
そして流石アオラ 、ちゃんと痒いところに手の届く解説付き。
MUSICIOS INVITADOS: の名前もこれでわかりました。
Pedro "Pedrito" Calvo, Mario Valdes, Armandito Cuervo : Cantantes
Cesar Pedroso "Pupy" : Piano
Jose Luis Quintana : Pailas チャンギートですねん。
Orlando Canto : Flauta
Gerardo Miro, Jose Linares : Violines 3人いたんだけどなー。
Pancho Amat : Tres
Joel Driggs : Congas トゥンバドールのゲストがいたの、なんと気付きませんでした。
Elmer Ferrer : Guitarra

DVD Ex-Van Van

撮影ライブには Calvo は欠席。なので、本番ライブでは後ろに隠れてしまっていたフルートのおじいちゃん Olrando Canto もちゃんと写ってます。小さすぎるか。。

この他に、グィロでマイアミライブに出演していた人とあの Gente de Zona なのではないかと思っているラッパーたちもゲスト出演していました。
本番ではなく DVD 撮影ライブに参加していた Carlos Varela は、結局どこにも収録されなかったのですね。

DVD Van Van y Carlos Varela



しつこいけど、再び "Somos Cubanos" 。だって好きなんだもん。



YouTube で既にご覧になった方もいらっしゃるかも。Samuel のソロから最後まで。なるべく Manolo さんの手も映るようにしようと試みはした。もっと手元がちゃんと映っていればよかったんだけど。。途中で植え込みの上に上がったのですが、最初から上で撮ってれば良かった。
あ、で、そうそう、マニアな方はお気づきになるかもしれませんが、トロンボーンが違います。この日初めて Samuel ソロの最中にトロンボーンを入れるということをしたのです。たぶん、Mayito のアイデアだと思います。このとき既に3回くらい試した後で、最初はこの動画で先に入っている音階で入れてましたが、たぶんこのとき初めて実際に使われることになる後に入っている音階を使ったと思います。Hugo 手抜きなのかトロンボーンではなくオルガンで音出してますね。すっごいマニアな情報でしたー。

で、先日友人宅で大きな PC では YouTube 映像も大きいってことを思い知りました。たぶんそうだろうなーとは思っていたのですが、私の A4 サイズのノートと比べて1.5倍以上の大きさでしたよ。ただでさえ元映像が汚いので、かなり酷い映像をご覧になっていらしたのね、皆様。ごめんなさいです。

Jazz Plaza homenajeará a Tata Güines

2008年02月14日 23:12


そして本日より開催の Jazz Plaza 2008 ですが、Maraca が戻ってきましたー!
最終日である17日21時より Teatro Amadeo Roldán にて Maraca y Otra Visión が演奏します。
で、同じく17日の Casa de la Cultura de Plaza の Los Van Van がなくなって、代わりに Manolito Simonet y su Trabuco が入りました。そりゃそうよね、19日キューバ発で、それから1ヶ月以上ほぼ連日のライブですものね。

なので私の、って私はいけないんだけどねー。。17日は、20時半からは、Teatro Karl Marx 。そして、Casa de la Cultura de Plaza を通り越して、Teatro Amadeo Roldán に走る!車で10分プラス2分。だな。 Teatro Amadeo Roldán も同じ Calzada 沿い、Casa de la Cultura Plaza から6-7ブロックです。
でも、間に合うかなー。。ちょっと難しいかもです。兎に角両方のテアトロの、出演順を下調べしまして、可能性を探りましょう。

タイトルにあるように、先日亡くなった Tata Güines を偲んで、Chucho などが18日明けて19日の午前0時から Teatro Amadeo Roldán でコンサートを催します。
Teatro Amadeo Roldán で夜中にコンサートをしたことが今まであるのでしょうか?とても特別な夜になると思います。Tata は Teatro Amadeo Roldán から2ブロックのところに住んでいました。
ソース : Juventud Rebelde

そして私、うっかりしてました。"IV COLOQUIO INTERNACIONAL DE JAZZ Festival Jazz Plaza 2008" ってのがあるの、見逃してました。
凄いですよ、これ。
Lugar: Teatro de la Casa de la Cultura de Plaza
Fecha: 14 y 15 de febrero del 2008
Hora: 10: 00 am – 4:00 pm
デスカルガもあります。
14日は、2:30 pm – 3:30 pm PRESENTACIÓN ESPECIAL: "Descarga… para jazzear la trova".
Participan: Gerardo Alfonso, Vionaika, Ann Kristin Hedmark, Kettil Medelius, Pucho López, Lázaro "Fino" Rivero, Yaroldy Abreu. (Cuba y Suecia).
15日は Dedicado a José Luis Cortés "El Tosco" です。
3:00 pm – 4:00 pm PRESENTACIÓN ESPECIAL: "Descarga… por y para el Tosco".
Participan: José Luis Cortés "El Tosco" y sus invitados (Cuba).
13:15からのパネルディスカッションの Invitados が Jesús "Chucho" Valdés, César "Pupy" Pedroso, Germán Velazco, Giraldo Piloto, Osdalgia, Orlando Valle "Maraca" (Cuba) なので、この人たちがセッションしたら、もぉぉぉぉぉ〜う!すっごいですよね。やるかなー?明日だから、もう間に合わないよね。。
いやぁ、、、これ、やるのかなぁ?妄想モードに入っちゃいそう。
Casa de la Cultura de Plaza のテアトロって、凄い小さいんですよ。で、小さなステージがあって、、あそこでやるのかなぁ?。。。妄想モード入り。。。

Por eso me mantengo

2008年02月13日 05:27


Los Van Van の新曲 "Por eso me mantengo" が YouTube に UP されてました。



Lele が歌うこの曲は、Cucurucho の作品。2007年の東京公演で初めて聴いたのですが、ライブが終わってから、「あの新曲、素晴らしかったわ〜」と言ったら、「Mayito の?」と訊かれたので、「あれもステキだったけど、もうひとつの Lele が歌ったやつ。短調だったからか、胸に染み入って泣けてきた。」と言ったら、大喜びされた。
何がどう大喜びなのかと言うと、私が「短調」と言ったのが大受けで、後で別のメンバーにも「まさこが Lele の歌った曲が素晴らしかったって。短調だからだって!」とわざわざ言われるくらい。
日本では長調と短調くらい義務教育で習うじゃない?でも、彼らには音楽家でもない私が「短調」を知っているってことがとても珍しいみたい。そんなもんなのかなぁ???
ちなみに「短調」というスペイン語は知らなかったので、「ほらほらあれ、なんて言うの?」ない知恵を絞って、Nota menor とか Sonido menor とか言ってみたら通じた。後で調べたら、Escala menor と言うらしい。

実際一時期キューバでバンバン漬けの日々を送っていた私は、2007年のライブの時点で生バンバンが切れかけていたのですね、Yenni ちゃんが歌っているときには目の前で起きていることが夢なのではないかと思って涙が出てしまい、Lele のこの歌でもじんわりきてしまったのです。
"por eso me mantengo" って、持ちこたえるとか自分を養うとか(姿勢・態度を)取り続ける、そういった意味のようです。もしかしてこれが mofongo さんの仰っていらしたような歌なのかなー?と思ってよく聴いたのですが、まぁところどころしか聞き取れなくて、"Por qué te mantengas?" って思っちゃったのですが、みんなのために歌えるのが嬉しいよー!って感じの歌じゃないかなー?と。。

Lele の歌う歌って、こんな感じのものが多いように思います。
風貌がいいわけでもなく、他のカンタンテと比べるとカリスマ性に欠けるように思ってしまいがちですが、ステージでメインに立つときの彼の観客を惹きつける力には目を見張るものがあります。Juan Formell も 以前ご紹介した インタビュー Sigo teniendo la última palabra で、「Lele は Mayito と同じにはなれないけれども、気品とカリスマがある。」と言っています。何がそれ程観客を夢中にさせてしまうのだろう?と不思議に思ってしまうのですが、彼がメインに立つと観客がぐわっと集中します。そして私もね。彼が "Mano pa' cielo" と歌うと、手が勝手に上がっちゃうんですよ。

この YouTube の映像は、コメント欄に2007年12月31日のライブと書いてありますが、たぶん2008年1月1日のライブ映像だと思います。そう、毎年恒例の元旦 Malecón ライブね。
始まりのところがざわついてますが、きっと何か問題があって一時中断したのではないかと思います。でなければ、こういう間は空かないと思うので。
音があまり良くないのですが、トロンボーンが泣かせますね。そして Cucurucho のモントゥーノ、素晴らしい味ですね。Mundo さんの顔、怖いですね。
Cucurucho のピアノの位置がいつもと違うのが気になった私。うーん、どうしてなんでしょう?
そして見渡す限りのオーディエンス、ああ、私もあの中にいたかった。
もう100回(うそ。でも10回以上繰り返し)聴いちゃったよ。いい曲です。

折りしも本日友人がこの曲の別の TV 映像を送ってくれたのですが、ヴァイオリンやフルートも綺麗に流れています。そしてね、タイトルはここでは Por eso me mantengo ですが、別の映像では Me mantengo になってます。
んでね、YouTube を観て、みんなこんなに太っちゃったの?!と思ったのだけど、別映像によると、そういうわけではないようです。



RELIGION YORUBA

2008年02月11日 02:39


Blog って素晴らしい。いったいどこまで発展していくのでしょうか。

またまたこんな Blog を発見してしまいました。

RELIGION YORUBA

サブタイトルは "LA SANTERIA O REGLA DE OSHA-IFÁ." 。その名の通り、Santeria の解説。神様についても、いろいろ書いてある。もしかしたら、すごい Santeria 事典が出来上がるのかも。

ヨルバ語 − スペイン語 の辞典 LUCUMI も作りかけられているし、ちょっと私の理解の範囲を超えちゃっている御神託集? ORACULOS YORUBAS もある。
Google Groups で Cubayoruba ってのもあるんだけどね、興味があって頑張ってスペイン語読んでみようと思う方、是非覗いてみてください。
私はもう、脳みそがついていかないです。

いやぁ、どこまでいくんでしょうか。。

ここもねー、記事1件につきいくつもカテゴリーが登録できればもっと使い勝手がいいんですけどねー。タグ使えばいいのかもしれないけど。その分検索機能が優れているので、知りたいことを探すときに使ってくださいね。

外国語に翻訳して読んでいらっしゃる方には、是非日本の翻訳サイトで翻訳していただきたい。その方がずっとマシな英語とかスペイン語とかになるから。それでも意味不明なことってkなりあるんですけどね。


Los Van Van Gira Europa

2008年02月10日 01:10


Los Van Van の冬のヨーロッパツアーの日程が、ほぼ決まったようです。
2月19日にキューバ出発だそうです。

21 MILANO
22 NAPOLI
23 TERNI
24 SALERNO
25 ROMA
26 OFF STOCKOLM
27 STOCKOLM
28 TAMPERE
29 OSLO DRAMMEN
01 COPENHAGEN
02 03 04 ROMA (TRATAN DE ENCONTRAR UNAS FECHAS)
05 TORINO
06 VIENNA
07 MUNICH
08 COLONIA
09 ZURICH
10 BERLIN
11 HAMBOURG
12 HANNOVER
13 DARMSTADT
14 LORRACH
15 LIVORNO
16 17 18 19 TRATAN DE ENCONTRAR FECHAS
20 VICENZA
21 TOULOUSE
22 LYON
23 PARIS
24 25 26 27 SARDINIA (OPCION)
28 BILBAO
29 VITORIA
30 REGRESO A CUBA

すっごいハードスケジュールよね。
Juan Formell が件のインタビューで女性メンバーについて、「ハードなスケジュールでのツアーに耐えられる女性」であることも条件に挙げていました。これがバスで移動だったりするのよねー。確かにタイヘンだー。


Jazz Plaza 2008

2008年02月09日 01:06


先日ちらっと触れましたが、以前お知らせしたJazz Plaza 2008 の出演者変更。リストから以下の人たちが抜けました。

3+1 ★
Bellita y su Jazztumbatá ★
Claro Oscuro
Lazaro Morúa
Maraca y Otra Visión ★★
Pasaje Abierto
Peruchín y su grupo
Roberto Santa María y Santa María Fusión
Rogelio Nápoles
Sunami Fabré
Voces Negras
Yasek Manzano y su grupo ★★
Israel Morales
Joao Donato
Kelvis Ochoa
Ramón Vázquez Martirena
Stefano Bedetti
Bamboleo

テンション落ちちゃうなぁもう。って、どうせ私は行けないんですけどね。
プログラムにも変更があります。
そーねー、行くとしたら、、、私のスケジュールはこうなるかしら?

そうそう、まずチケットを入手しなければならないですね。
私は前もってチケットを購入したことはないのですし、余程人気のあるプログラムで無い限り当日会場でチケットを購入できるとは思うのですが、行き当たりバッタリでは入れないこともあります。
大抵の Teatro では、前の週の火曜日からチケットが販売されると思います。できればキューバに到着したらすぐにチケットを手に入れるといいでしょう。
チケット販売は、どの Teatro にも販売ブースがあります。
初日の Gala コンサートはたぶん招待客しか入れないと思うのですが、取り敢えず、出来るだけ早い段階でチケット購入を試みるといいかも。今回の Gala は Teatro Mella ですね。
この他危ないのは、16日の Teatro Karl Marx と17日の Casa de la Cultura de Plaza じゃないでしょうか。これらは絶対に前売りを購入しておいた方がいいと思います。
16日の Teatro Amadeo Roldán と、どうでしょう、17日の Teatro Mella も売り切れるかもしれません。
13日には関係者のみの前夜祭が行なわれると思いますが、これは伝がないと入れないでしょう。

2月14日
El Día de Amor ですね。道行く知らない人たちから、Felicidades ! と言われることでしょう。Igualmente とお応えしましょう。
まずは17時から Jardines del Mella 。ここは Calle Línea に面したお庭なので、中に入らなくても聴けると思います。が、金網に張り付いて群がっていると、掏られるかもしれないから、気をつけてくださいね。
そして21時からは、やっぱり Teatro Mella かな。Chucho Valdés y su Cuarteto は、最近の IRAKERE より面白いと思います。
Casa de la Cultura de Plaza の Jorge Reyes y Quinteto も捨てがたいのだけれどもねー。20:30からなので、ちょこっとはしごっていう手もあります。会場間は徒歩10分くらいなので、んーー、厳しいかな。演奏順もチェックすると、もしかしたら上手いこと両方聴けるかもしれないですね。

2月15日
17時から Teatro Amadeo Roldán の Sala Caturla 。
20時半から Casa de la Cultura de Plaza 。KLIMAX 目当てですねん。

2月16日
17時からのは、どちらとも。。
その後19時から Teatro Amadeo Roldán の Sala Caturla へ行くのもいいと思います。
21時からは、うおー、、すっごく悩む。 Teatro Amadeo Roldán と Teatro Karl Marx 。どっちも行きたい。 Teatro Amadeo Roldán は、ピアノソロなんでしょうか?

2月17日
取り敢えず17時からは、Teatro Mella 。Pablo Milanés は Nueva Trova の巨匠。ジャズゥなのが良ければ他がいいかも。
20時半からは、Teatro Karl Marx 。Piloto 様命ですもの、当たり前です。Jorge Reyes もすっごくいいし、これって目玉ですよ。
そして、Casa de la Cultura de Plaza に走る!車で10分くらいかな。Teatro Karl Marx のある1ra から3ra に出て、3ra は Casa de la Cultura de Plaza のある Calzada に繋がっているので、真っ直ぐ真っ直ぐ真っ直ぐ Go Go!ですよ。これは絶対に前売りを購入しておくこと。あ、もちろん最後の Los Van Van を観るためにね。

以上、極めて個人的趣味によるスケジュールです。
今回は、あっちこっち走り回りたいほど観たいのがあるわけでもなかったです。前回は、Amadeo Roldán と Mella を何往復もしました。徒歩3分くらいでしょうかね。

もしかすると午前中や午後の早い時間に Amadeo Roldán の Sala Caturla で講演会などやっているかもしれないので、興味のある方はそれもチェックしてみた方がいいと思います。
いらっしゃる方、楽しんできて下さいね。


オフィシャルサイトは こちら
出演者一覧を、「続きを読む」に入れました。


[Jazz Plaza 2008]の続きを読む

Fin del Juego

2008年02月07日 03:47


お誕生日プレゼントに Tirso Duarte の "Fin del Juego" をいただいたので聴いてみた。
そしてあらためて Timba ってなんだろー?と考えたのさ。

何年か前に、Juan Formell に「あなたはあなたがやっている音楽を Timba だと考えている?」ととんでもないことを尋ねたのですね、私。
Juan ビックリして「もちろんそうだよ。あれが Timba でないとしたら、何だ?」と。
「んー、、何かって言うのはわからないのでその答が欲しかったのだけれども、Timba って、もっとリズムが複雑で、ベースが遊ぶのかと思ってたけど、Los Van Van のベースは遊ばないでしょう?」と応えた。何しろ私にとっての Timba は昔の Bamboleo とか KLIMAX ですから。
御大はやさしく説明してくださいました。「君が言うものが Timba と言うわけじゃないんだ。ベースが遊んだら、踊れないだろう?僕らは人々を踊らせる為の音楽をやっているんだ。」とね。
本当に Los Van Van は徹底して人々を踊らせることに専念していると思う。
その後、ヴァイオリンの Pedrito さんにも同じように「ベースが遊んだら踊れないだろう?」と言われたし、Mayito にも「Timba とは。」ってお話してもらったのだけど、、まーねー、音楽をカテゴライズすることは難しく、Grupo Chevere の皆さんにも「ジャンル分けやカテゴライズは無意味」というようなことを言われたし。

リズムにはいろんな種類があって大抵の場合それぞれに名前がついていたりするのだけれども、そういったリズムを使っていろんなカテゴリーの音楽が作られている。
この Tirso のアルバムには、Afrocubana のリズムもあるけど、Puerto Rico のリズムも多用されているように思う。たぶんね、わかんないけど。
Son よりも Salsa の匂いがプンプンする。イメージ。

Timba 好き好きなのだけれども、未だ Timba って何なのかよくわかっていない。概念を説明しろと言われれば説明することは出来るのだけれども。
でもま、名前がどうであれ聴いていて楽しいか気持ちいいかだけなので、それでもいっかなーとも思う。

Descarga.com のコメントに Tirso の音楽は "hard" timba と評されているのだけれども、そもそも Timba は Timba と言われる前は Salsa Dura = Hard Salsa と言われていたものであって、だったら "hard" Hard Salsa なの?ってことで。
これは Timba がより Hard になっているのかなぁ?と考えると、私的にはそんなことないんじゃん?って感じ。
このアルバムの曲は Salsa 臭が強くても、ライブで元曲を展開させたら、ゴリゴリ面白いかもって思う。
ライブで展開させるところがキューバンなのかもって思ったりもする。


ところで、Jazz Plaza の出演者リストが変わっています。
このことずっと書こうと思ってたのですが、まだ書いていません。

Tata Güines

2008年02月06日 05:09


"Rey del Tambor" "Manos de Oro" とも呼ばれた偉大なるパーカッショニスト "Tata Güines" Federico Arístides Soto Alejo が、2月4日 Habana にて永眠なさいました。腎臓と高血圧に問題があり、10日ほど入院していたとのこと。
パーカッショニストと言えば Tata Güines がたぶんいちばん有名だったんじゃないかな。トゥンバドール(コンガ)を爪で叩く奏法をご発案なさった方です。
"Tata Güines" というのは愛称で、Matanzas か Habana の南にある Güines 出身だかららしい。父親や伯父達がミュージシャンという音楽一家に生まれ、生まれたときから音楽家となることが運命付けられていたとのこと。

12歳で 父のグループ Sexteto Partagás のボンゴセーロとしてミュージシャンとして歩み始め、しかし食えなくて Habana に出てきたものの故郷で学んだ靴の修理の仕事にすらありつけず、拾う神あってか Guillermo Portabales の Campecina グループ la orquesta Estrellas Nacientes, Arcaño y sus Maravillas に加入、後に加入した Fajardo y sus Estrellas で初めて爪で叩くことを発案したそうだ。
後にインタビューでそのときを振り返って、"Se trataba de sacar un sonido nuevo. Fue en un tema que se llamaba La chancleta, que hacía la clave con una chancleta de palo para que sonara a madera. Luego los hacía yo con las uñas, y la gente me pedía: ¡Tata, uña!" と説明している。
Chancleta って、サンダルのことかなぁ?クトゥンバ??木琴?ちょっとよくわからないですねー。やっぱり、クトゥンバと同じものかどうかわからないけれども、木でできたサンダルでリズムを刻むってことじゃないかと思います。その音を出すために、爪で叩くことを思いついたのではないかと。たぶんね。
1950年に Mambo の生みの親である(と書いてあった)Israel "Chachao" López の Cachao y su Ritmo la descarga cubana のアルバムに参加したことによって、トゥンバドールのソロ奏者としてその名を知らしめた。
1957年に NY に渡り Waldorf Astoria で演奏していたが、キューバ革命が起こり帰国を選ぶ。1959年より Frank Emilio Flynn の Jazz グループに参加。
後に自身のグループ Los Tatagüinitos を結成。70年代には "Perico, no llores más" 、"Auxilio, "Fanfarrón" 、 "Mami, dame el mantecao".でキューバ中を踊らせる。
追記するかも。

享年77歳とのことだけれども、もっと上かと思っていた。
何年か前に、Tata が近所に引っ越してきた!という噂を聞いて訪ねてみた。怖いもの知らず。
トントン(扉を叩く音)「こんにちは、Tata Güines さんのお宅ですか?」「おお、入れ入れ。」って感じで、手ぶらでふら〜っとやってきたチナをご自宅に招き入れてくださった。
日本人だとわかると、やたら「ハイ!」を連発し、「Nora (De la Luz や Nora Band の)は Negra だ!」とか、他にも数名の日本人ミュージシャンの名が上がった。たぶん、Orquesta del Sol とか Grupo Chevere の皆さんなどは、お知り合いなんじゃないかな?
家に飾ってある写真など一つ一つ説明してくださったり、De la Luz の CD 聴かせてくださったり、「日本人の友人がレッスンを受けたいと言っていた。」と言うと、「フフッ、高いぞ。」とニヤリと笑ってみせたり。
なかなかおちゃめな酔っ払いだった。

近年は、いろんなアルバムにゲスト参加していた。内、3つのアルバムがグラミーを受賞している。
また、2006年にはキューバで Premio Nacional de la Música を受賞。

Angá が亡くなったときは Tata Güines の後継者がいなくなったと言われたけれども、弟子は世界中にたくさんいる。Angá も Tata も、唯一無二ではあるけれども。

関連記事 Juventud Rebelde 、Gramma 、CubAhoraRadio Rebelde 他。

Sigo teniendo la última palabra 3

2008年02月05日 04:04


にぶちんの私ですが、やっと mofongo さんが言わんとなさるところがわかるような気がしてきました。
でも、でも、でも、ここで私が推測を書くのは推測でしかないのでどうかとも思うし、まさかとは思うけれども Juan に迷惑をかけても取り返しがつかないので、止めておきます。

ところで、これまで話題に上っていないインタビュー内容も、大変興味深いです。
例えば、Pupy や Pedrito Calvo が抜けたことについて、初の女性メンバーである Yeni ちゃんについて、どういった先達を参考にしてきたか、など。Yeni ちゃんを入れた戦略は、なるほどー!と思いました。
Juan の子どもって何人いるんだろー?って思ってたけど、5人だってこともわかったし。
そしてもちろんこのインタビュー記事のタイトルとなった "Tengo la última palabra." もね。


ここで、キューバについてちょっと。

まだキューバに行ったことのない人はキューバに夢を持っているだろうし、キューバに行ったことのある人は "私のキューバ" を持っていると思うので、私はここではキューバについて語ることはなるべく避けるようにしていました。
私はキューバとキューバ人が大好きだけど、これはもう永遠の片思いだなーと思うに至り、痛みも抱えていて手放しでは賞賛できない。
なのでもう、キューバについて語ろうと思うと、うきうきの楽しいことばかりは書けないのです。
それでもやっぱりキューバとキューバ人が大好きだし、キューバに行く人にはたくさん楽しんでもらいたいし、キューバを好きになってほしいと思っている。
ここ数年、キューバでは人心が荒れてきていて、日本より治安が悪くなったように思います。以前は同じくらいって思ってたのだけど。
なので、よりキューバを楽しんでいただくために、転ばぬ先の杖となるように、少しずつキューバに関する情報も書くようになりました。
でもこれらは、私の目から見たキューバであって、他の人のものとは違います。これは、他の方々がお書きになっているキューバを読むと、強く思います。

キューバに暫くいたからといって、どこで何をどう見たか、誰と何をどう語り合ったかによって、人によって知ること感じることは違う。
たとえ同じ場所にいて同じものを見ても、見えるものは違う。
キューバは人種差別が少ないとは言われているけれども、クラスはあり、それを飛び越えて他のクラスの人と交わることって、あまりないことのように感じましたが、私は外国人なので、いろんな所に出入りしていろんな人とお話しすることが出来ました。だからたぶん、情報量はちょっとだけいた人や限られた場所で過ごした人よりは多いと思います。
が、こんなこと書いていいのかって思うけど恋人を作らなかったので、どっぷりキューバ人の生活をしていたわけではないし、いちばん深いところの話をしたわけではないかもしれないです。

1回目の長期滞在は、うきうきの楽しいことばかりだったのですが、2度目の長期滞在はいろいろあって、身体的金銭的実害はなかったのですが、気持ちはいっぱい傷つきました。
でもそんなときに助けてくれたり一緒になって怒ってくれたのはやはりキューバ人だし、傷つけた(認識をしているかどうかはわからない)人たちの事情も凄くよくわかるので、極悪アル中大家と他2名以外に関しては未だに愛情も感じてしまったりするので、だからこそ胸が痛むのですね。逆に言えば、そんな風に愛情を感じさせてしまう人達なのですね。
大体、彼らの経済的困窮もしくは儲け心が原因です。1度目の長期滞在後に、米国の法律が変わってキューバへの仕送りがより難しくなったし、キューバ国内で流通していた米ドルをキューバ政府が外国の銀行で使うか何かしようとしたところその銀行に対して米国が罰則を加えたためにキューバと外国との取引がより難しくなったというのもあると思いますが、経済状態が非常に悪くなったというのが原因だと思います。
その後ベネズエラや中国(はただの取引かもしれない)などからの援助が入り、この先良くなるのかどうか私にはわかりませんが、一度荒れてしまった人心、モラルは、なかなか回復しないかもしれません。

キューバにいらっしゃる方には、私と同じ轍は踏んで欲しくないし、キューバ人の浅知恵を助長するようなことはして欲しくない。
でも、何度も書いているように、キューバ人が与えてくれる Cariño はものすごく素晴らしいものなので、それをたくさん享受できるように扉は開いていて欲しい。
そんな思いでいっぱいです。

Rumberos de Cuba

2008年02月04日 17:49


先週キューバから帰ってきた方から、Rumberos de Cuba は今は Karabali ではなく Casa de la Música Habana の向かいの小さなお店で毎週金曜日にライブをしているとのメールをいただきました。
店名は不明ですが、表に Rumberos de Cuba のポスターが貼ってあるそうです。

このような情報がありましたら、是非ご連絡ください。
ライブの感想なども、是非!


Sigo teniendo la última palabra 2

2008年02月02日 08:38


" Sigo teniendo la última palabra " のコメント欄をお読みくださった方はご存知でしょうが、100% PUERTO RICO の mofongo さんが " Juan Formell インタビュー " で、ご自身のアンテナに引っかかったインタビュー内容について訳文と共に引っかかったことについてお書きになっていらっしゃいます。
訳文は素晴らしいですし、私はあっさり素通りしてしまったことについてだったので、そうかー、、と思ってから、うーーーん。。と唸ってしまいました。
mofongo さんがお書きになったことの一部について、喧々囂々の論議がされているサイトもご紹介いただきました。

その cuba encuentro.com では "Juan Formell dice que los músicos 'se pasan hasta tres meses sin actuar' en la Isla por culpa del embargo" − Juan Formell が「ミュージシャンは経済封鎖のせいで3ヶ月仕事無しで過ごしている」と言う − というタイトルで、"Sigo teniendo la última palabra" からの抜粋を紹介しています。
すっごい超訳だよねって思う。あの記事自体がとても扇情的で、書き方に問題があるのではないかと思うのです。
2つの言葉を併せると、タイトル通り「ミュージシャンはエンバーゴのせいで3ヶ月仕事がない」ってことになるのかもしれないけど、そうは言ってないでしょうって思うのですよ。embargo って言葉自体使っていないし。まぁ Juan が使った言葉 bloqueo と同義でどちらも経済封鎖のことを意味するのだけど。
インタビューの別の場面で「歌詞を裏読みしてダブルミーニングを読み取り解釈したければ、勝手にして下さい。」というようなことを言っているので、そう解釈したければ、そう解釈することも出来るとも思うのですが。

この意図的ではないかと思える超訳により、Juan を罵る人や、よく言った!と言う人のコメントがたくさん入っています。
私は、キューバ音楽が世界市場で売れないのは、Embargo のせいだとは思っていません。米国でキューバ音楽を扱うのはとても難しく、その障壁がなければ今よりは知られるようになるとは思いますが。米国で知られることは世界中で知られることに繋がり、新たな道が出来るかもしれませんが。
ラテン人口が多い米国でサルサを踊る人が凄く多いわけでもないし、日本でサルサを踊る人の内キューバ音楽を好む人の割合が低いことを考えても、米国でサルサを踊る人がキューバ音楽を知っても寄りそちらを好むようになるとは思いません。
ただ、別の方面へのアプローチはあると思うのです。そういう面では、新規開拓の可能性は、アプローチの仕方によっては大きくあるかもしれません。
また、これまで Juan は政治的な言動を極力避けているように感じていました。この "Sigo teniendo la última palabra" でも、決して論争を生むための発言をしたとは思いませんし、政治的意図があったとも思いません。

ちなみに、Juventud Rebelde には 英語版 がありますので、こちらならスペイン語をご存知なくても読めると思います。
文字いっぱいあるけど、中学校で習った文法と辞書さえあれば、英語が苦手でも頑張れば読めます。


私が読み流してしまったのは、おそらく Juan が現実を語っているから。実際そうだなと私が思うことを語っているから。だと思うのです。

初めてキューバに行ったときから、中堅以降のグループの音楽を聴ける場所がないっていうのをとても不思議に思っていたのです。普通観光客が行かないような場所にも行くようになって、探せばもっとあるのかもとも思うのですが、それ以上ないような気もするし。
それでも、そういうところで演奏しているのは、日本でも名が知られているグループで、ミュージシャンはたくさんいてグループももっとあってもいいはずなのに、と思います。デビューの機会もないのかもしれません。
Jazz ミュージシャンが、「演奏する場所がないんだよ。」と言ってたけど、Bailable に比べて Jazz の方がもっと厳しい状況だと思います。
ホテルやレストランなどの箱バンもありますが、そこで彼らが本当にやりたい音楽をやっているのかどうかは、いまいち疑問に思います。

ただ、収入がないということはない。
政府がミュージシャンであると認めれば、それだけで収入はあります。
たぶん、月20CUC くらいじゃないかと想像している。あくまでも、私の想像。とある Rumba のグループが政府に音楽グループとして認定してもらう手続きをしていて、そのメンバーが「認定されたら今の仕事を辞める。」と言っていたからです。おそらくその職業よりも収入が良いのでしょう。
その収入とは別にギャラがあり、観光客がお金を落とす場所で演奏が出来なければ、ギャラは少ないでしょうねー。。
観光客向けのところであっても、中堅どころのあるグループのリーダーは、「あそこはギャラが少ないからもうあそこではやらない。」って言ってましたけど。そういう心構えかーって思いました。

キューバ国民が踊る場所がないと言うのは、国の政策のせいでもあり、ギャラが少なければやらないと言うミュージシャンのせいでもあると思う。
まぁ、ミュージシャンには義務もあるので、国民のためにやれと言われればやらなくてはならないはずなので、やっぱり政策の問題なのか?
以前はマチネーのキューバ人料金て、キューバ人にも支払える程度だったらしい。もっと以前は、夜のライブにも行けたそうだ。それが今は、マチネーだって正規の収入ではとても行けない金額である。月収の1/4とか1/2とか月収以上とか。そんな感じ。
全て国営企業が運営しているのだから、そこで儲けようと考えなければもっと安く出来るのではないでしょうか。
一昨年くらいから一部を除いて多少安くはなりましたが、それでもキューバ人にとってはとても大きな金額だし、その代わり人気のあるグループのエントランスは値上がりしました。
たぶん、安くするとキューバ人が増えて観光客の足を遠のけてしまうからということでしょうか。
でもまぁ、市場で売られる野菜以外は正規の収入で手に入れるのは難しく、生きていくことは出来るけれども "贅沢品" は正規の収入しかなければ購入できない現状で、ライブに踊りに行くっていうのは凄い贅沢なことであると定義しているのでしょう。
Rumba はけっこう安いんだけどねー。。

ミュージシャンは、人によるんだけど、儲けることに一生懸命な人もけっこういるように思う。
これはまぁ、ミュージシャンじゃない人もそうだし、世界中にこういう人はいますよね。
以前「Cubanismo を知っている人がキューバにはいないよね。」ととあるミュージシャンに言ったところ、「けっ、あれは金儲けの為のグループさ。キューバでなんて演奏しやしない。」と言ってました。
ミュージシャンが海外に出るのは、キューバでは演奏する場がないという理由もあるけれども、キューバで演奏するよりもお金になるからってことでもある。
普通のキューバ人が正規に得られる収入よりも多くを求めることが出来る手段を持っているから、それを行使しているってことでもある。ミュージシャンやダンサーであれば、そうでない人に比べて海外がより近くにあるのだ。
洗濯機が欲しい車が欲しいと思えば、2年くらい海外に行きさえすれば手に入れられるから、海外に行く。
それはね、実は医師の海外派遣も同じ。海外派遣されて帰国した医師は、みんな車買うもん。
これは、キューバの経済の問題。

cuba encuentro.com のコメントにあったのですが、Juan Formell は Nueva Trova をやっているわけではないですよね。
私は昔の曲を知らないので以前がどうだったのかはわかりませんが、Juan も「時代は違うし人々は変わる」と言っていたように、人々は Bailable な曲に Nueva Trova な内容は求めていないと思います。
世界中の Pop で、愛だ恋だではない歌って、どれほどあるのでしょうかね。 たぶん Los Van Van の恋に関する歌とそうでない歌の割合と、そう変わりはないのではないかと思う。ってなわけで、この件に関しては、全く疑問に思っていませんでした。キューバ人(ラテン人)は、Música Romantica が好きですし。
KLIMAX がキューバで人気がないのは何故?という疑問に、何人かのキューバ人は言っていました。「歌詞が良くない。」「ロマンティックじゃない。」と。
Pobre Diabla が流行っていたときに、小学生達は替え歌を歌っていました。
「可哀想な Diablo 、女達は着飾りたくて外国人に身体を売る。可哀想な Diabla 、男達は金欲しさに年増の外国女を引っ掛ける。」
あの私外国人なんですけど、私の前でそれ歌う?って訊きましたよ。
その母親に「小学生があんな歌を歌って。」と言うと、「あらだって、本当のことじゃない。」と。
時代を反映する歌は、Reggaeton や HipHop 、Rap 、そして Nueva Trova の方が合うと思います。
・・・と思ったのですが、1998年の Juan へのインタビュー に、"Los Van Van はキューバの現実年代記でありましたが、 Nueva Trova のような社会的な歌と正反対ですよね? música bailable が成功しましたね。" という質問に、"どちらが優れているということではなくそれぞれに特徴があります。Nueva Trova が歌うべき歌がある。" てな感じで答えてる文を発見しました。たぶん。何で私西和辞典持っていないんだー!!
うーん、、、社会的ではなく時代を反映してきていたわけね。
でも、何と言うか、、今の Calle の声は。。。

経済の問題は、とても大きいと思う。
人々の心を荒ませていると思う。
そんな Calle の声をすくい上げるのは、とても難しいと思う。
それは mofongo さんが考えていらっしゃるようなことに繋がるかもしれない。
ただ、Soneo インプロビゼィションがある。
ライブで、観衆に語る、呼びかける。人々はそれに応える。これは、たぶんとても重要なことなんだと思う。


本当に、つくづく現状を率直に語っているように読めました。
ただ、その現状から何をどう感じどういったアクションを起こすのかは、私なんかが思いもよらないことでしょうし、mofongo さんのおっしゃるように、Juan の言動が始まるのかもしれません。

このところ Los Van Van がマチネーで演奏しているのは、そういうわけがあるのかな?ということは、インタビューを読んだときに思いました。
マチネーであれば、それでもやっぱり正規の月収の半分位するでしょうが、25CUC よりはキューバ人が行き易くなりますし、スーペルマチネーでは、前座が出ることもあるのです。
私が観たのは、Manolito の前座に Tumbao Habana が出ていたのですがね。彼らはピンでも Casa de la Música でやっていますね。

Juan が私が気付く範囲で何かしたということは、これまでありませんでした。私はキューバ音楽を知ってまだ日が浅いので、長い歴史の上ではいろいろあるのかもしれません。
それは彼のビジネスの一環なのかもしれませんが Abdara スタジオを作ったのって Silvio か Pablo でしたよね。Juan がそういった目に見える形での還元をこれまでしてきたのだろうか?っていうのは、何年か前に考えたことです。


ところで、映画の Habana Blues ご覧になりました?
先行きが見えないのはキューバ音楽だけではなく、キューバ自体です。と思う。それは、日本も同じ。
私は、Los Van Van は、人々に喜びを与えるグループだと思っています。
Los Van Van が方向を示せるような世の中ではありません。と思う。これも、日本も同じ。
友人は、「食べ物の心配さえなくなれば、人々は不平を言わなくなると思うわ。」と言ってました。
でも、贅沢の存在を知ってしまったキューバ人は、本当に不平を言わなくなるのかどうか、私にはわかりません。求めるものは、人それぞれですから。



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