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2005/03/28 (Mon)
 チューチョ・バルデス & ディエゴ “エル・シガーラ”


チューチョ・バルデス & ディエゴ “エル・シガーラ”の公演 「 ラグリマス・ネグラス - 黒い涙 」 が5月21日 EXPO ドーム (万博会場内) で行なわれるそうです。
公演タイトルの 「 ラグリマス・ネグラス-黒い涙 」 は2004年ラテン・グラミーの最優秀トラディショナル・トロピカル・アルバム賞を受賞したチューチョのお父さんベボ・バルデスとディエゴ・エル・シガーラのアルバムのタイトル。
このアルバムは、スペインでは2ヶ月に20万枚も売れたそうで、米国でも「ボレーロを手段としてバルデスとシガーラは新たな言語と方向性を創造した。」と絶賛されたそうだ。 …ソース
タイトルの「 Lágrimas Negras = 黒い涙」は数年前日本でもブームを巻き起こした映画ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブでもお馴染みのキューバのオーソドックスなボレーロ。

ボレーロをディエゴ風にアレンジしているのかとと思ったら、このラグリマス・ネグラスは Danzón アレンジでした。
ここ で試聴できます。
ダンソン・アレンジだけど、やっぱりジャズだな~。
ここではラグリマス・ネグラスのみ全曲聴けて、他の曲は頭のみ聴けるんだけど、多くの曲が頭はダンソンに展開しそうなボレーロのような、、アルゼンチン・タンゴっぽいものもあります。頭だけじゃわからない。。
ディエゴはベボに惚れ込んだらしいから、「お任せ」アレンジに自分の味を付けたのかもしれない。1・2曲ディエゴ・アレンジかな?と思うものもあるが。

ベボは60年代にキューバから出てしまったからか長年ホテルのピアノバーで弾いていたからか、出だしはいい意味で古臭い仕上がりになっているように聴こえた。
ベボのピアノは Calle54 でしか聴いたことなかったけど、ラグリマス・ネグラスにはしびれる味があるところがあるし、全てがベボのアレンジだとしたら、素晴らしいジャズ・マンだと思う。パキート参加かな?いや、ピアノ・アレンジだけでもすごいんだけどね。
ラグリマス・ネグラスにはタタ・グィネスやチャンギート、パキート・デ・リベラと "ドン・パンチョ" テリーも参加しているとのこと。

ただ、「ボレーロを手段としてバルデスとシガーラは新たな言語と方向性を創造した。」と言うからには、頭以降の展開に何かあるのではないかと思う。ボレーロをダンソン・アレンジしただけでは「新たな言語と方向性を創造」とは言わないでしょう。聴いてみたいのぉ。
しかし84歳。すごいですね。もう85かな?
でもルーベン・ゴンザレスもそのくらいだったし、昔リサイタル・ピアニストだった私の祖母も90近くまでピアノ弾いてたしなぁ。

スウェーデン在住のベボはスペインに住民票(?)を移そうかと思うほどスペインでもてはやされ、ヨーロッパでは活発に活動しているようだけど、長旅は出来ないらしく、海外(だよな)公演は息子のチューチョ・バルデスが代理で演奏しているらしい。

チューチョ・バルデスについては世界中のジャズ・ファンなら知らない人はいない(と思う)キューバの著名なピアニストで、やはり数回グラミー賞を受賞している。
7-80年代に世界中のジャズ・ファンに衝撃を与えた超絶テクニックの鬩ぎ合い集団 IRAKERE のリーダーでありキューバのジャズ・フェスティバル Jazz Plaza のオーガナイザー。巨匠的存在である。
「父親の作品がこうして賞賛を浴びていることを誇らしく思う」とのこと。
が、ベボは2003年にもラテン・グラミーで同タイトルを取っているけど、お父さんよりチューチョの方がずっとビッグネームだと思うので、チューチョの演奏を聴ける方がうれしいという人も多いかも。でも、味わいが違うかもね。
もちろんチューチョはお父さんのようにも弾けると思うけど、どうするのでしょう?
と思ったら、アルバムのコンセプトから離れないようベボの弾き方をマスターし、アルバムの音をさらに広げているにもかかわらず、まるでベボが弾いているみたい なのだそうです。
さすが。

Amazon.co.jp - Chucho Valdes
Amazon.co.jp - IRAKERE

ディエゴ・エル・シガーラについては、「 エモーショナル・フラメンコ 」という Blog でかっこよく紹介されている。

彼はキューバでも大人気で、昨年の CUBADISCO でチューチョと共演した際にはキューバ1の大箱カール・マルクス劇場でのチケットは即時完売。
そして、なんといってもこの夏来日する Los VAN VAN の最新アルバム Chapeando で歌っている。
これはバンバンのリーダー、ファン・フォルメルの曲をディエゴ・エル・シガーラがアレンジして歌ったものだそうで、35年に及ぶバンバン史上、こんなことがあったのかどうかは私は知らない。ごめん。でも、すごいことだと思うよ。
とてもドラマチックな作品に仕上がってます。

* 訂正 *

Chapeando の "Te recordaremos" は、Diego El Cigala の作詞作曲でした。


実は私、、、フラメンコの唄も習ったことがある。
スペイン旅行の際にタブラオで一人のカンタオーラの歌に固まってしまうほど感動して、その後フラメンコを習っている友人が唄を習うというのでご一緒させていただいたのである。ほとんどが踊っている人ばかりで踊らないしフラメンコのことなんて何も知らないのは私だけだった。
半年くらいは毎週毎週パルマ(手拍子)の練習をしていたかなー。1年くらい通ったと思う。
先生は素敵な女性だったし、楽しかったんだけど、練習して行かなくてはならなくて、続かなかった。。。努力ができない私。

初めてキューバに行ったとき、マレコンでキューバ人やスペイン人たちと飲んでいたとき「歌おう!」ということになってひとり1曲披露しなくてはならないことになった。
私はスペイン人もいることだし、と、フラメンコの歌を歌った。
「スペイン語話せないのにスペイン語で歌っている…」と、みんなびっくりしてた。
習ってたのはすごい昔のことなのに、繰り返し繰り返し歌っていたから、今でも覚えているんだよね~。歌詞まで。すごい!

フラメンコのパルマの場合、強弱があって12個全ての手拍子の音が違うのだという。で、そのリズムはメトロノームのように正確でなくてはならないと。
そのパルマの強弱がうねりを生む。

それに対してキューバのクラーベは、私が訊ねた相手はクラベスに強弱があってはならないと。リズムは正確でなくてはならないけど、メトロノームのようになってはいけない。なまりが必要だと。
そのクラベスのなまりがうねりを生む。

これらは人によって考え方が違うと思うけど、面白いなーと思った。

文章長すぎた?

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エル・シガーラ & ベボ・バルデス:Lágrimas Negras
劣Bebo ValdésのOfficial Websiteはコチラから 劣Diego El CigalaのOfficial Websiteはコチラから ベボ・バルデス(Bebo Valdés)、1918年10月19日キューバ、ハバナ出身。 1950年代のハバナのナイトクラブでピアニストとしてキャ.. //ラテン音楽空間 2008/01/05 00:21

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