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2009/01/10 (Sat)
 Obsesión de Jerry González y Flamenco




【追記あり】


ご紹介する順序が違うとは思うのですが、こっちが先にまとまってしまったので、Flamenco ミュージシャンとの Jerry González の Obsesión です。




Jerry Gonzalez - LATIN JAZZ STORIES (4-6)


これは、Jerry の2005年のグラミーにノミネートされたアルバム "Jerry González y los Piratas del Flamenco" をタイトルした Paris 公演の模様らしいです。
【追記】 このビデオは、このようなライブ&プロフィール映像を数多く制作している Jacques Goldstein による2003年の作品で、2004年にフランスでテレビ放送されたもののようです。
参考 ; TV France International /  film-documentaire.fr ( www.film-documentaire.fr/4DACTION/w_fiche_film/14333_1 ) / La Huit production / MEZZO CLASSIC-JAZZ TV / Freedom Now について  【追記ここまで】
書かなくてもいいことなんだけど、気になるのでご参考まで。女性のダンサーさんは良く踊ってはいるけれども、どう観てもプロではありませんし、Afrocubana の動きは出来ていません。振り付けは Rumba や Santería 、Comparsa に Oriente のと、Afrocubana 盛り沢山なのですが、 バクナオされてもわからない、Rumba が何であるかすら知らない人です。Flamenco ダンサーなのかな?と思って全編観たのですが、どうやらそうでもなさそう。

演奏メンバーは、Jerry González (trumpet) / José Heredia "Niño Josele" (guitar) / Israel Suarez "Piraña" (cajon, percussion) / Caramelo (piano) / Alan Pérez (bass)/ El Guadiana (vocals )。
アルバムでは El Cigala が歌っていて、ここで El Guadiana は Jerry のトランペットのように歌っていたけれども、Cigala はもっと原曲に近いメロディを Cigala 節で歌っているように感じました。
ピアノはいないし、クラベス叩いているので、曲の印象も違います。また、この曲では Israel Sandoval がギター、Andy Gonzalez がベースでゲスト演奏しています。
LOLA! Records のサイトで数分間聴けますが、Cigala の歌の部分はほんのちょっとしか入っていない。
他にもだいたい30秒ずつだけど、以下のサイトで試聴できます。切り取ってる部分が、少しずつ違う。
Amazon.com / CD Univerce / MyStrands / Batanga.com
Bebo & Cigala での歌い方ともまたちょっと違うニュアンスでしょう?

上でご紹介した YouTube 映像のシリーズでのインタビューでも語っているのですが、Puerto Rico Heraldoフリーランスのジャーナリスト Kent Steinriede さん(けっこう有名な新聞社を渡り歩いている)外いくつかのサイトによると Jerry がスペインの音楽を知ったのは、1960年にリリースされた Miles Davis と Gil Evans による "Sketches of Spain" にて。そんな Jerry がスペインに居つくことになったことについて、anapapaya のインタビューで、Jerry が Madrid 以前の状況と、Madrid に住み着くようになった経緯、そこで何が起こったかを語っています。
基本的にスペイン語なのですが、Jerry が語った通りに記したのでしょう、英語とのちゃんぽんです。そして、かなり言葉遣い悪し。。
けっこう毒吐いていて、面白かったのは、
"Gloria Estefan and all those people down in Miami with their clan, they throw the Latin Jazz awards, right? And they don't call me. What the fuck is that? They don't know what Latin jazz is, then. You know, if Arturo Sandoval is Latin jazz, kiss my ass! He is just learning how to play jazz, you know?
The people from Miami is a mafia, man, they're putting their own image on the thing. I don't fit that image.
Además, las veces que hemos tocado en Miami, la gente que tú esperas que venga a ver el concierto, no viene. Prefieren ver a Willie Colón o Celia Cruz o algo como eso. And that's cool! But you know, it's a specific gourmet crowd that come to see my shit. You know what I mean. "
ってとこです。一時期、Miami サイドが言葉巧みに有名ミュージシャンの亡命を促し、亡命したらまずキューバの現政権を悪し様に語らせ、その後は亡命以前に語って聞かせた夢のような音楽活動はないってことが間々あったそうです。「騙された!」と言う Músico も多かったそうで。これ読んで、そんなことを思い出しました。本当かどうか知りませんよ、噂です。

その他興味深い部分を要約すると、Jerry は米国での評価のされ方よりもヨーロッパでのライブに於ける観衆の反応を好んでいたけれども、ヨーロッパで演奏するのはコスト的に難しかった。
2001年春に Fort Apache Band として映画 Calle 54 のプロモーションで行なったスペインツアーの最終日、Madrid でのライブは上手くいかず意気消沈していたが、観客は魅了されていた。終わってから Bebo Valdés や Mario Bauzá といった素晴らしい人々と知り合うことが出来た。
続いて映画の製作者 Fernando Trueba が Javier Limón や Diego "El Cigala" といった人々に紹介してくれた。彼等に「この後どうするんだい?」と訊かれ、「うちに帰るよ。ホテル代が払えないから。」と答えると、「うちに来ればいいじゃないか。」と言われ、1週間、また1週間、と続けていたらとうとう6ヶ月も滞在してしまった。
そして Javier Limón 、Niño Josele 、 Piraña や El Cigala 等とスタジオに行き、セッションするようになり、何かやろうということになった。そしてそれは、育っていっている。
映画 Calle 54 は米国では全く知られておらず、プエルトリコではどこかで丸1年上映されるべきだったのに、2週間上映されただけで80%のミュージシャンは観る機会が与えられなかったけれども、スペインにいると、街中でいろんな人から声をかけられる。「Calle 54 観たよ。サインください。一緒に写真撮っていい?」朝の4時でもいつでも、こんな感じ。空港に降り立つと家に戻ってきた気分になるし、他のどこでも受けたことのないリスペクトを受けた。プエルトリコでも別のリスペクトがあるけれども、誰も仕事をくれない。
今は Fort Apache Band と Niño Josele や Cigala などといった連中と一緒に何かやりたいと望んでいる。スポンサーが必要だ。

Jerry と Flamenco について、Puerto Rico Heraldo によると、"Calle 54" のディレクター Fernando Trueba が言うには、「フラメンコの識者には Jerry のスペイン滞在によってフラメンコは永遠に変わってしまったと言われている。"The knowledgeable flamenco people say that Jerry's stay in Spain has changed flamenco forever,"」のだそうです。
プロデューサーの Nat Chediak は、Jerry の上記の話を裏付けるかのように「誰もが Jerry と一緒に録音したがったし、ある者は携帯電話をプレゼントし、ある者はアパートのシェアを申し出た。Everyone wants to record with him now. ・・・somebody gives him a cellphone, someone offers to share an apartment with him.」と語っている。

その後2001年の内にアルバム制作は決まり、リリースされたのが "Jerry González Y los Piratas del Flamenco" ですね。実際にリリースされたのは2003年になってからです。
このアルバムをリリースした LOLA! Records の Javier Estrella が anapapaya のインタビューに応え「Jerry はフラメンコ界に爆弾のように落ちた。"ha caído como una bomba en el flamenco"」「フラメンコには2つの革命があった。それは Cajón と Paco de Lucía によるもの、そして次は Jerry によって行なわれるであろう。"el flamenco ha tenido dos revoluciones últimamente, la incorporación del cajón y Paco de Lucía y la próxima va a ser Jerry González,"」と語っています。

2001年にリリースされたアルバム "Corren Tiempos De Alegría" について2002年に Diego "El Cigala" は Flamenco-World のインタビューに応えて「今、Flamenco は黄金期にある。数年前までは Flamenco に於いて重要なのはリズムであって、音程を外さずに歌えるかどうかってことは問題ではなかった。」そんなところに Jerry 爆弾が落ちたってことですね。「Trueba と知り合ったことが、僕の道を変えた。彼は誰よりも音楽を知っている。」
「Jerry はまるで我が家にいるようにここで演奏しているよ。NY で WTC の事件のとき、彼は窓から WTC が崩れ落ち全ての人々が走っているのを見たんだ。そして受話器を上げ僕に電話して「僕をすぐにここから連れ出してくれ。」と言った。すぐにマネージャーに話し、24時間以内に彼はスペインにいたよ。」ってホントか~?空港閉鎖されていたはずなのに。。
「Jerry の音楽と僕の音楽は違う。どちらも歴史的なルーツを持っている。どちらもとても深いルーツがあり、とても古い。Jerry は Muñequitos de Matanzas の1940年のレコードを取り出し、僕は1920年代の Manuel Torre を。そしてスタジオに入って、僕が歌い Jerry が演奏する。それがコミュニケーションなんだ。僕達は同じテイストを持っている。」
「Jerry や Bebo Valdés といったミュージシャンと仕事をするときには、彼等の(音楽的)言語を理解していなければならない。今誰かが僕とコラボレートしようと言えば、僕はどうすればいいのか知っている。僕は彼等が言うようにフュージョンしない。この言葉には違和感を覚える。そしてもし誰かが Jerry や Bebo の音楽とフュージョンしていると考えるのなら、それは辞め時だ。フュージョンしているのではなく、クリエイトしているのだ。」
その他 Bebo のことなど、非常に興味深いのでご一読を。
Rumba もまずリズム有りきで、歌の音程とかあまり関係ないのよねーとか思いました。特にコーラスとか、キレイなのってあまりない。

Cigala は「Jerry は Gitano (ヒターノ・イベリアのジプシー)より Gitano だ。」と言うし、Jerry は「自分達はとても近い社会に属していて、彼等を喜んで兄弟として迎える。」と言う。

"Jerry González y los Piratas del Flamenco" の内容は、以下の通り。
曲目
Hubo Un Lugar 5:07
Rosa Para Julia 4:58
En El Corazon De Pescaderias 6:28
Gitanos De La Cava 5:48
Pirata De Luica 5:06
Donnali 3:43 ( by Charlie Parker)
Monk's Soniquete 4:07 ( by Thelonious Monk)
Al Abordaje 3:16
Obsesion 9:05 ( by Pedro Flores)
奏者
Jerry González - Trompeta y congas
José Heredia "Nino Josele" - Guitarra flamenca
Israel Suarez "Piraña" - Percusiones
Piratas Del Flamenco - Palmas y coros
スペシャル・ゲスト
Juan José Suarez "Paquete" - Guitarra
Israel Sandoval - Guitarra
Andy González - Contrabajo
Diego "El Cigala" - Cantor


長過ぎるね。。続く。

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