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2009/09/25 (Fri)
 Concierto para la Paz de Juanes



ここ数日、このコンサートについて、読みまくり観まくってました。
うち、いくつかをご紹介。興味深いところを抜粋して。箇条書きっぽい。。
英語もスペイン語も「なんちゃって」なので、間違えに気付いたら、是非お知らせください。

Guardian.co.uk の記事。
ほぼ人口の1/10が革命広場に集結した。キューバ政府が数百台のバスで人を運んだ。
Juanes は、「マイアミの全ての若者、そしてほかの都市の全ての人々が、憎しみを愛に変えることの重要性を理解しなければならない。」と語った。

Miami Herald.com の記事。
Olga は "Es mentiroso ese hombre,(この男は嘘つき)" と歌い、これはカストロ兄弟を示していると思われる。
マイアミで初めて Habana のライブショーを放映した。Univision.com 、TV 局 Channel 23 では、このコンサートを "Consert of discord(不和のコンサート)" とタグ付けした。
キューバからは、Los Van Van や Silvio Rodríguez のような政府にバックアップされ、また政府をバックアップしているアーティストが出演した。
共産主義者の島にデモクラシーを運ぶことを望む the Cuban American National Foundation(キューバ系アメリカ人協会?)のメンバーは、Juanes が歌詞と短いスピーチにちらつかせた政治的発言を畏敬の念(??)で観ていた。

出演者は政治的発言をしないと約束していたにもかかわらず、それらは歌詞として表現された。
X Alfonso 「Down with the control. Down with those who manipulate you」
Miguel Bosé は、「我々はここに共にいる。コンコルド(鳥のことか?)の夢の為に。対話する夢の為に(?)。」と言い、曲の提供者 Carlos Varela と共に持ち歌の "Muro(壁)" を歌った。海という壁の向こうの憧れの世界についての歌だ。

14歳の少女は言った。「Juanes は、来なくても良かったのに、彼に反対する人たちに立ち向かって来たのよ。私たちの為に歌いたかったから。キューバの為に。」
多くのマイアミのキューバ人たちは、衝撃の思いで観た。
「平和のためのコンサートのはずだったけど、政治的話し合いかデモクラシ-がキューバになければ、そこには平和はない。」「キューバの人たちが楽しめたのは良かったけど、あのコンサートは何も良いものを生み出せなかった。でも Juanes と Bosé が "libertad, libertad" と歌った時には、キューバの人々への良いメッセージになったと思ったよ。」と、マイアミ。

他にも、MTV NewsThe Economist などがあります。


映像もたーーーくさん観ました。
Univision.com にある Univision.com のニュース映像 が観られます。CM のあとに「これは米国とプエルトリコの外では観られないけど、右のタイトルのものは観られます」とメッセージが出る場合もあります。一番上の、もしくは興味のあるタイトルをクリックすれば、タイトルに出ている映像が、続けて放映されます。
けっこう面白いです。中に2本関係ないニュースが入っちゃってますが。

ここの最後の映像で知ったのですが、マイアミの Little Havana のある Calle 8 では 凄いことになってました 。初めはインタビューに答えたおばちゃんと2-3人のコンサート反対派がいたんだけどその他の人も集まってきて、逆サイドにコンサート支持派が集結し、警察も出動して逮捕者も出る大騒ぎに。最後にスタジオの「あちら側に行って、、」というリクエストに「無理!できない!」と答えたリポーターに、「わかった、じゃあ一回スタジオに戻って用意してから出直せば?」と。
この Calle 8 での揉め事は夜まで続き、「コンサートはどうでした?」と訊かれたこれを始めたおばちゃんは、「知らないわよ、2時からここにいたんだから!」と言ってました。情熱だね。。
反対派は、「キューバに必要なのはコンサートではなく、デモクラシーである。」「キューバで平和のコンサートだって?ふざけるんじゃない、キューバには "Paz(平和)" も "Libertad(自由)" もない。」などと、口々に言ってました。
「Libertad」は、2つの意味を持ってますね。先日書いたように、「Cuba Libre」も。

Maria Elvira さんの対談番組 LIBERTAD EN LA PLAZA DE LA REVOLUCION CON JUANES では、コンサートに希望を持ってる人と反対派が対談してますが、Maria Elvira 自身は反対派のようで。。
賛成派は、「ふたりの人がひとつの景色を観ても、違うものを観る。キューバでは昔はふたりの人が同じものを観ていたが。何が起こるか分からないだろう?」と。
こちら では、コンサート後に Willie Chirino と対談してます。どうやら Willie も、全部観たようで。
またこちら には、支持する27%反対47%わからない26%とありました。35歳から49歳までは支持が32%反対36%ですが、50歳以上になると反対が60%を超え、65歳以上の支持は17%です。

どの番組でも討論会に出ている人たちの反対者は、Silvio や Amaury が政権を意味するものであるということを Juanes がわかっているのかどうか、という点を兎角言います。支持派は、若者の意識を変えるかもしれない、キューバ人がコンサートを喜んで楽しむであろうと言ってます。
キューバ出身である Emilio と Gloria Estefan 、Willie Chirino 、Arturo Sandoval が出ないことをとやかく言う人もいて、その他 Julio & Enrique Iglesias 親子、Maná 、Ricky Martin と Marc Anthony は出ない、行かなかった人でも Calle 13 他いくつかのグループが参加の意思は示していたようです。踏み絵のようなものであったかもしれませんね。「誘われてないから」と言葉を濁す人もいました。(Julio Iglesias は、成功に 拍手を送りキューバの民衆が望むなら行くよと言った そうです。)

Madrid の Libeltad Digital TV によると、Juanes は30万ドルのポケットマネーをこのコンサートのために使ったそうです。そして Univisión の Olga Tañón へのインタビューで知ったのですが、費用のほとんどは、Juanes と Miguel Bosé 、Olga Tañón が出したそうです。
あれこれ併せ読むと、どうやらキューバ側の世話人は Amaury Pérez だったようです。
また、Olga Tañón は声をかけられなかったのだけれども、自分から「参加したい」と申し出たそうで、それは彼女の事情もあるようですが、彼女は熱心なクリスチャンで、神父から聞いた話が彼女を駆り立てたそうです。Olga はコンサートに参加しただけでなく、医薬品などキューバに不足しているであろうものをたくさん用意して運んだそうな。

そんな Olga について、「"Gana de reírme" は Mentiroso(嘘つき)、つまり Fidel Castro のことを歌ったのだろう。」とか「Olga は Celia Cruz の歌を歌いたがったのに、歌わせてもらえなかった。」とか、いろんな憶測がありましたが、マイアミに戻った彼女は、インタビューで「Celia の歌を歌ったことはあるけどあれは9分以上かかるもので、私の持ち時間は25分だったのよ。歌えるわけないでしょう?!」と、この質問が出た途端にインタビューを打ち切ってしまいました。真相や如何に?


その他、いくつか面白映像も。
コンサートの開催を知らせるキューバの テレビ CM
Tengo la camisa ROJA は、強烈な替え歌。めっちゃくちゃ面白いんですけどね。。凄いね。面白がってちゃいけないですよね。。「ハバナに歌いに行くよ。ウイリーとアルティスタ(?アーティストって意味だけど。。)・ロドリゲスを連れてくよ。僕は赤いシャツを持ってる。汚い爺に会いたいんだよ。マイアミは僕が嫌いなんだ、でも気にしないよ。僕はチェのシンパで、いつも写真を持ち歩いてるんだ。もしラウルとその××が来たら、ソン・モントゥーノを歌うよ。」なんて感じの歌です。
Raul って、、、××なの?
個人的にも 替え歌を作って UP してます。すっごく訴えたかったのね。。
abc news の Juanes へのインタビューの最後の方には、Mayito がちゃっかり映り込んでました。
そして、凄い映像を見つけてしまった。。Victor Manuel _ Traigo la Camisa roja. には、Ché の遺体の映像が。。


兎に角兎に角、たくさん読んだしたくさん観たんだけど、何故キューバで開催したのかという Juanes の意図がわかりませんでした。
他の出演アーティストのものは、なんとなくわかるような。歌ってる内容とかでね、その「Cuba Libre」とか「Libertad」が何を意味しているのか。
そもそも Carlos Valera が政府に睨まれてるってことは有名ですし、その作品を歌う Miguel Bosé は言うに及ばず、X Alfonso は映画 "Habana Blues" の音楽監督(?)であるし、知識層の若者に支持されるからにはそれなりの意味があるのだろうと。どうやら Olga Tañón はキューバの人々に同情しているようですし、彼女の言う「Cuba libre」がどちらを意味するのかはわかりませんが、彼らの牽引者である Juanes は、、、?Silvio Rodríguez の大ファンだそうですが。。Silvio もねぇ、、今のままでいいとは思っていないとみられるのですが。


このコンサートについて、キューバでも50分余りの特集番組を組んでいて、YouTube に ¿Juanes en La Habana? 1/5 Reportaje Cubavisión concierto Paz Sin Fronteras CUBA y gusanos de Miami から5本 UP されています。
Miguel Bosé 、Jovanotti 、Juanes の短いコメントで番組が始まります。
6月に Juanes がキューバに来て、Amaury 、Silvio 、Los Van Van への出演依頼と Instituto Cubano de la Música へのお願いをしたそうです。
Instituto Cubano de la Música の Abel Acosta はインタビューに答え「Juanes はお兄さんに Silvio の歌でギターを教えてもらったと言うので、よし、弾いてみろと言うと、Juanes が Silvio の曲をギターを弾いて歌い出し、彼自身の歌など、それに併せて僕がトレスを弾き、周りの人が集まってきて、ミニ・コンサートのようになったよ。その後 Juanes はトレスギターを弾きたがったんだ。そこら辺に誰かが撮ったビデオがあると思うよ。」と話した。
Amaury がコンサートが開催され、出演することになった経緯を話し、、以下、抜粋。大間違いしてるかもしれないけど、ちょこっと訳してみました。意訳です。
Silvio 「第1回のコンサートのことを聞いていたので、快諾したよ。でも僕は年齢が違うし、音楽のタイプが違うからねぇ。。」
Amaury 「白いコンサートって聞いた時は、ここには白い人なんていない、白も黒もなくてみんなミックスしてるのにって言ったんだけど、平和のイメージだって言うから。」

2/5
Orishas の Rordán 「99年辺りに Juanes と一緒に米国で5-6回演奏した。」
X Alfonso 「Habana Blues で歌った Revolusión を女の子たちと歌いたい。」
Carlos Valera 「Muguel Bosé とは良い友人で、彼を空港に迎えに行くのはとても光栄だ。Juanes とは一昨年イタリアで知り合った。彼のこのコンサートに対する思いは、素晴らしい。」
Silvio 「Juanes の望み通りに出来るよう、尽力する。」
Abel 「彼の思いに、キューバ人は応えるだろう。」
Silvio 「Juanes は、キューバ人は平和の内に暮らせないことを知っているはずだ。」
マイアミ 「Juanes はキューバ政府に利用されるだろう。Silvio の歌は、全て嘘っぱちだ。」
Silvio 「キューバ人は平和の内に暮らしてはいないけれども、Juanes が政治色をなくしたいというのならば、それを尊重しよう。政治的な歌を歌えないのは残念に思うけれども、愛についての歌とかもあるし。」
暑いさなかにコンサートを開くのが心配だが。
X 「昼間にそんな大きなコンサートをするのは、キューバでは初めてじゃないか?」
Juan 「キューバはとても安全な国だし、楽しいものになるだろう。」
Silvio 「歴史的な場所だし。」

3/5
マイアミの反対運動映像とオピニオン。
Abel 「彼に誠実でありたい。彼がマイアミで責められているのは知っている。これまでにも世界的に有名な人たちがたくさん公演している。」
マイアミのキューバはどういう国かというオピニオン。(これ流すのって、勇気あるなぁ。。)
「これまでにもいろんなビッグネームがキューバで演奏してるけど、何もなかったじゃないか。」「でも Concierto de Paz だよ?」
「Silvio と Amaury が演奏するんだよ。いい曲を作るけど、政府の手先だ。僕はアメリカ音楽のファンだから、ジャズしか聴かないんだ。」
Rordán 「キューバ音楽の宣伝になるのを怖がってるんだ。(たぶん)」
Carlos 「キューバで大きな情熱が立ちあがっても驚かない。Juanes も Miguel も個人的にだって、問題が起こるのを望んではいないと思う。でも、いろんな意見が出たり誰が来るの来ないのって、論争になってるよね。」

4/5
Amaury 「マイアミが行なったことは、信じがたい。」
Abel 「マイアミのファシストが、コンサートのボイコットを先導する若者を探したり(たぶん)、コンサートを利用しようとしたけど、我々の若者は心配ない。」
Silvio 「外には、絵に描いたキューバがある。確かにキューバには問題があるし、いつもそれを言う人がいる。本当のキューバを見たくない人がいるんだ。」
Amaury 「Juanes は計画を頓挫しようとはしなかったし、キューバはどんな圧力があっても中止にしたりしない。」
Abel 「いろんな人がいるよ。僕はあっちに住んでた。Olga は、ラテンアメリカのスターだ。どこであろうと望むところで歌う権利がある。」
Los Van Van のマイアミ公演の際の騒動。
Juan 「マイアミには攻撃的なエフェクターがあるんだ。それが今 Juanes は何かやろうとしてるってことにしようと企ててるんだ。」
Carlos 「年寄り連中は、ただただ嫌ってるんだ。最近渡った若い連中は、僕の歌を知ってるはずだ。年寄りがヒステリックに対話をぶち壊そうとするんだ。最終的に重要なのは、確実に行うってことだ。出演するアーティストは、道を開こうとしてるんだ。」
インターネット上の賛成意見。
X 「Juanes に電話して話してたんだ。マイアミでライブを楽しもうって。」
Carlos 「マイアミにだって、キューバのミュージシャンのコンサートを望んでいる人はたくさんいる。」
Abel 「キューバ人は、会場、テレビ、ラジオでコンサートを楽しむよ。」

5/5
ほぼ、コンサートのエンディングの映像。


んーーー、、マイアミで大騒ぎしなければ、またちょっと違ったんじゃないかと思うんだけど。Juanes の気持ちがどっちにあったのかはわかりませんが。。藪蛇だったんじゃ???
キューバの番組には、ちょっとびっくりしました。マイアミの反対者の意見の中には、キューバに住むキューバ人が同じ気持ちを持っているであろうことも含まれていたと思うし、痛いところを突かれたはずのところもあったのに、それを流したんですものね。
そんなこんな、日本と他の国との問題に思いを馳せたり。。
海外公演の際にキューバに戻らないことも可能なのに、(たぶん)敢えてキューバに残って変えていこうとしている(たぶん)Silvio や Carlos Valera は、とても立派だと思う。外に出ない人には、理由があると思うし、どの政権であろうと "キューバ" を愛しているのだと思うし、自分の役割を果たそうとしているんだと思う。

いろんな人がそれぞれの思う Cuba libre と Libertad の為に歌ったのでしょう。

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